【声劇台本】「猫」【1人声劇】
演者:コラボ者様。 台本:ネコ汰。
【声劇台本】「猫」【1人声劇】
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猫って気まぐれな生き物ですよね。
マイペース過ぎて何を考えているのか分からないってこともいっぱい、あると思います。
そんな猫たちに寄り添うのが僕たち人間の役割なのかもしれません。
P.S この台本は解釈によって意味が変わってくる台本です。何故「」があるのか考えて見てください!
みんなコラボしてって!
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台本
ねぇ、どうして先に寝てるのさ。
いや、理由なんて分かってる。
君はよく眠っていたよね。
君は……「猫」だから。
お互いに幼い頃から一緒にいて、育ってきたよね。
でも僕たちは色々と違うんだ。なにもかも違う。
食べるものも、着る服も、見える景色も。
君は、気まぐれだったよね。
誰よりも自由で、誰よりも気楽で、そして誰よりも優しかった。
君は「冷たくなった」。
言葉を掛けても言葉を返してくれなかった。
手を握っても握り返してくれなかった。
顔を見たくても、君は顔を隠した。
それも全部、気まぐれ?
僕は「猫」じゃないから、「猫」の気持ちは分からない。
でも僕は人間だから、「痛み」を知っている。
いっぱい、頑張ったのを知っている。
辛かったのも、知っている。
でも、僕は寄り添えなかった、君の痛みに。
僕は、これからどうすればいい?
なんて言っても、君は気まぐれに答えると思う。
だから僕も「猫」のように。
僕は、最期に彼女の手を握って…………
眠りについた。
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※コラボの際は僕と伴奏者様への拍手、コメントをよろしくお願いします。それらが無いままコラボ(無断コラボ)をされた場合、こちらからは一切の反応を致しませんのでご了承下さい。
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