【声劇】天才作家と生真面目な花
作家役:音雨まり 担当役:音雨まり
【声劇】天才作家と生真面目な花
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一人二役!!
むずかしい!!!!
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台本の簡単なあらすじ:
類稀な文才を開花させ、学生時代に書いた推理小説で一躍有名となったミステリー作家"弓野"先生は、あらゆる編集者を唸らせる程のサボり性で、天才故に変わり者。
今日も今日とて、担当の立花を困らせる。
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セリフ振り分け:
☆:担当さん(立花 タチバナ)
★:作家(弓野 ユミヤ)
☆「先生……また、〆切ギリギリですか?」
★「あはは……そう、みたいです」
☆「もうっ。先生が〆切に間に合わなかったら、担当である私が怒られちゃうんですからね? というか! 間に合わなさそうなら間に合わなさそうなりに、早めに教えてくださいって、いつも言ってるじゃないですか!」
★「ごめん、ごめんって! そんなに眉間にシワ寄せて怒らないでよぉ、ハナちゃん」
☆「(前のセリフに若干被せる)"ハナちゃん"じゃなくて"立花"です!」
★「だから、眉間にシワ寄っちゃってるってば。ほら、私が眉間押さえといてあげるから。一旦クールダウン、しよ?」
☆「眉間を押さえてる暇があったら原稿やってください…よっ!」
★「あいたたた! 痛い痛い、ハナちゃんそれ超痛い!」
☆「全く……〆切まであと2週間しかないんですからね! 先生、ちゃんと焦ってますか!?」
★「ハナちゃん」
☆「……何ですか」
★「こういう時こそ、焦っちゃ駄目なんだぞっ☆」
☆「いや、焦れよォォォォ!! 原稿を黒くしてからそういうの言ってくださいよ!作家が〆切を守らなすぎたせいで、大人気シリーズが連載打ち切りなんて前代未聞ですからね!? "私も"ファンも、先生の新刊を心待ちにしてるんですから!」
★「えっ。……し、仕方ないなあー、じゃあ、そろそろ本気出しちゃおっかなぁ。うん」
☆「あれ……今度はやけにあっさりですね。どうかしました?」
★「べ、別にィー? ふふ……ふふふっ」
☆「……?」
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