幽霊屋敷の首吊り少女
ハーツラビュル
幽霊屋敷の首吊り少女
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(エース、デュース)或る夏、影を伸ばすような夕暮れ
(トレイ、ケイト)カラスが鳥居の上で聞いた噂
(リドル、トレイ)耳打つ子供の声 夏祭り、揺ラリ。
(デュース、ケイト)裏山の小道、
(エース、リドル)トンネルの向こうに
(デュース、トレイ)ポツリと古び眠る屋敷があって
(リドル、ケイト)首吊った少女の霊が
(エース、トレイ)夜な夜な出るそうだ
(エース、ケイト)好奇心で立ち入る人達
(デュース、リドル)「言っただろ、出るはずない」と
(2,3年)軋む階段
(1年)揺れる懐中電灯
(全員)誰も気付いてはくれないや
(全員)「私、死んでなんかない。」って
暗がりに浸かって
(リドル)そっと強がって澄ましても
(トレイ)過ごした日々と共に
(ケイト)止まった針は埃被って
(デュース)また声枯らして今日が終わって
(エース)明日が窓に映り込んでも
(全員)私は此処にいます。
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