街灯と私のプリザーブドフラワー
詠み手:〇〇 台本:かーくん
街灯と私のプリザーブドフラワー
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自作小説を改変して台本にしてみました。
初台本なので拙い部分もあると思いますがよければお願いします!
↓自分で声を入れていますので参考にどうぞ↓
https://nana-music.com/sounds/05cf4b84
※注意事項※
本文の大幅な改変、おふざけ等は禁止
本文の転載はnana内でのみOK
BGMにさせて頂いている方にも拍手コメントお願い致します。
非常に噛みやすいので頑張ってください
🎼↓本文↓❁
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もう何度目だろうか、こんな日に涙を浮かべてここに座り込むのは。
もう何度このベンチにカラリと渇いた花を持って来ない人を待っただろうか。
こんなに寂しい気持ちを私は一体いつになったら思い出さなくなるのだろうか。
何度も何時間も悩んで送った文章、膨らんだ想いを乗せた小さな一つの電波。
送る前からドキドキしてやっとの思いで送った彼らはどこへ消えてしまったのだろう。
日が落ちて少しずつ空は暗くなり目の前は眩しいほど明るくなっていく。
街灯は光をもって暗い夜を明るく照らしてくれている。
でも遠くで光る彼は近くの2人ばかり照らして私を照らそうとはしなかった。
私はどんどん暗くなっていく。
街灯の向こうに私のよく知る大好きな笑顔が見えた。
きっと最初から私の願いは叶わないものだったのだろう。
足元の雪が少しじわりと滲んだ。
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