マクロスA~praeteritum~「第七話Side:V」
台本作成者:和泉屋 演者:田中ゴリラッパさん
マクロスA~praeteritum~「第七話Side:V」
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今年最後のサウンド投稿となります。
来年はラストスパートを駆け抜けて行きたいと思います✨
来年もマクロスAを宜しくお願い致します🥰✨
オリジナルマクロス声劇「マクロスA~praeteritum~」の短編声劇。
第七話はローランの一人語りとなります。
あの後からの、少し先の未来。
彼は何を願い、何を想い描き続けていたのでしょうか?
この物語は、更に先の未来へと繋がる為の、儚くも愛おしき、終わりの物語ーーーー
【キャラクター紹介】
https://nana-music.com/sounds/057bd7f5
【Side∶Vまとめ】
https://nana-music.com/playlists/3265694
【Side∶Nまとめ】
https://nana-music.com/playlists/3265695
※なるべく多くの方に聴いて頂きたいと思い、コラボ歓迎にしております。
ご容赦ください。
Side:V
第七話「どうかお前は、赦さないでくれ。」
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⚔️ローラン
やっとだ、やっとここまで来たよ、ルミナ。
お前と初めてあったとき、ヴィクトルはまだ5歳くらいで。
両親を事故で亡くしたお前は、幼いヴィクトルを守るために学校を辞めて。
そして、俺と出会った。
軍の養成所の食堂でお前は働いてて、いつでも元気で明るくて、そんでもってとびっきり可愛くて。
でも、お前はとんでもないはねっかえりなでなぁ•••
俺達さ、いっつも喧嘩してたよな。
でも、気付いたら好きになってた。
素直じゃない、生意気な所も含めて、惚れちまった、夢中になった。
そんなお前が『私の宝物なんだ』って、いつも幸せそうに笑って言っていたヴィクトルは、無事に学校を卒業して、俺の部下として一緒に働く事になった。
お前が居なくなってからここまで、長かったよ。
本当に、長かった。
俺の願いも、あと少しで叶う。
でも、だけど、だからこそ。
ごめん。ごめんな、ルミナ。
俺を、こんなどうしようもない俺を、
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ローラン•ベガ(CV:田中ゴリラッパさん)
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