雪の華

中島美嘉【男性キー】

自分の住んでるところは滅多に雪が降らない地域なんですが、それだけに雪が降った時の思い出というものは力強く残るものです。 歌詞だけ読むととても幸せな歌なんですよね。 だけどメロディに合わせると何故かとても切ない。 雪の結晶は大きいものだと肉眼でも見えるくらいの物もあります。キラキラしてとても綺麗で、思わず手に取ってしまう。しかし手に取った瞬間、体温で溶けてなくなってしまうなんとも儚い美しさです。 人の夢と書いて儚いと読みます、人々が思い描く｢夢｣や｢幸せ｣もそんなものなのかもしれません。 遠くから眺めているうちはとても綺麗で美しくて、もっと近くで見ようと、自分だけのものにしてしまおうと欲張って手に取ると溶けて消えてしまう。｢雪の華｣のように……。 おっと、私としたことが……昔を思い出して少しセンチメンタルなキャプションになってしまいましたね、失礼しました。過去をふりかえってばかりいても仕方がありませんね。 そろそろ前を向いて出かける時間なので、ゆっくり暖かいコーヒーでも飲みながら、乳首についた洗濯バサミを片方ずつゆっくり外して、パンツをはこうと思います。 今日は真っ白なブリーフにします。 真っ白な、｢雪の華｣のように真っ白なブリーフにね…。 それでは、ごゆっくりお聞きください……。 【歌詞】 のびた人陰(かげ)を　舗道に並べ 夕闇のなかをキミと歩いてる 手を繋いでいつまでもずっと そばにいれたなら泣けちゃうくらい 風が冷たくなって 冬の匂いがした そろそろこの街に キミと近付ける季節がくる 今年、最初の雪の華を 2人寄り添って 眺めているこの瞬間(とき)に シアワセがあふれだす 甘えとか弱さじゃない ただ、キミを愛してる 心からそう思った #中島美嘉 #雪の華 #Kentity伴奏 #いとうくん