EndinG
DE FACTO-WONDERLAND
EndinG
- 184
- 24
- 0
🎃 .。 〓:::〓:::〓::: #DFW_sounds :::〓:::〓:::〓 。. 🎃
DE FACTO-WONDERLAND
デ フ ァ ク ト ワ ン ダ ー ラ ン ド
✶ organizer ✶
『 EndinG 』
🎃 .。 〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓 。. 🎃
ステージ全てを沸き立たせる、大きな拍手が響き、遠のく。
少し時間が経ってしまえば、同じ空間だったとは思えないほど、ガランとしたホール。
光沢感のあるマントを見に纏った青年が、一人で舞台から客席を見下ろしている。
そんな彼にふと、包帯まみれの魚影が這い寄った。
「ねぇベタちゃん先輩」
「…なに、アンタまだいたの。」
「あんさぁ、今のオレたちってぇ、本当に、本当のオレたちなの?」
「は?ナゾナゾなんて下らないもの、よしてちょうだい」
「舞台してて思ったんだ〜。実はこの世界は“ホンモノ”とは違った、別の世界なんじゃないかなぁって。」
「…」
「よく分かんねぇんだけど。」
「そうね。もしかしたら、この世界はアタシたちにとっては本物だけど“ニセモノ”の世界なのかしらね。」
「でも、オレたちはここにいるじゃん。」
「ええ。だから、アタシたちにとっては“デファクト”な世界なのよ。」
「あー?………飽きたぁ なんかぁ、よくわかんなくなってきたかも」
「ちょっと。自分から話を振っておいて何なの。気まぐれも大概に」
「あ!アズール、ジェイド待っててくれたのぉ〜?今いくぅ〜」
「……“デファクトワンダーランド”、ねぇ。
……ふふ。
あらルーク。何でもないわ。さぁ、寮に戻りましょう。」
ここは、ツイステッドワンダーランド。
彼らは確かに、ここに存在する。
“DE FACTO”なおとぎ話。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
【CAST】
フロイド・リーチ(CV:まちこ☄︎)
ヴィル・シェーンハイト(CV:棚ぼた。)
コメント
まだコメントがありません