【声劇台本】第二話：心霊コンサルとは【インチキ霊能者召裏の事件簿】

台本：ばね　　◆：　　◇：　　★：

第二話。 ナレーション付きです。 どっちかがついでに読んでもいいかもね。 果たして株式会社心霊コンサルとはいかなる組織なのか。 ＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃ ◆召裏（めしうら）：株式会社心霊コンサル代表にして（自称）稀代の霊能力者。 ◇ナレーション ★客：心霊コンサルに相談に来た客。半信半疑。だが間抜け。 ＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃ ◇この世には、科学で説明できない不可思議な事象が存在する。 　自分以外誰もいないはずの部屋で、家具がガタガタ揺れ動いたり 　そこにいるはずのない人の姿が見えたり、声が聞こえたり…。 ◆そういったあり得ないものに出会ったしまったお客様をお助けするために 　我々霊能力者は日々戦っているのです。 ★はぁ…。 　でも、本当にそういうのっているんですか？ ◆信じてはいらっしゃらないと？ ★いやぁ…信じてないっていうか… 　知り合いに勧められて来てはみましたけど 　あなた別に霊能者って感じに見えないし 　ここも普通のオフィスみたいだし…。 ◆人を見かけで判断してはいけません。 　なぜなら、普通の人には見えない霊を相手にするわけですから 　普段の見た目がどうであろうとなにも関係はないわけです。 ★そ、そんなもんですか…？ ◆今もそこに！！ 　「ナチュラルハンドスナァァァァッチ（手掴み霊魂捕縛）！」 ★ほぁぁぁ！？ ◆危なかった…この埃の様なものはエクトプラズムの一種でしてね…。 　あなたの耳から脳へ侵入し、精神を乗っ取ろうとしていたのです。 ◇ただの埃である。 ★え、えぇぇぇ！？ ◆これは、相当強い霊に取り憑かれている様だ…。 　詳しく話を。 ★あ、え、えっと…。 ＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃ #声劇　#朗読　#台本　#インチキ　#霊能力者　#掛け合い