声劇「悪魔と少女」
台本 るん太
声劇「悪魔と少女」
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小学生高学年でこれなんだもんね。
悪魔さんよろしくね。
素敵な台本ありがとうございます!
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ねぇ、もしかしてあんた、悪魔?
ふーん、あたしの魂を奪いに来たんでしょ。
それで?あたしはいつまで生きられるの?
死ぬことは怖くない。
生きる方がよっぽど苦しくて辛いことばっかでしょ。
楽しいことなんかこれっぽっちでさ。
それにみんないつかは死ぬんだよ。
もしかしたら明日死ぬかもしれないのはみんな同じ。
だから死ぬことは、怖くないなんかない。
あんたはさ、あたしの魂が真っ黒だから奪いに来たんでしょ?
わかってるよ、あたし悪い子だもん。
あたしのせいでおとーさんは帰ってこないし、おかーさんはいつも泣いてる。
あたしね、頑張ってたんだよ。
おかーさんにまた笑ってほしくて。
でもだめだったんだ、おかーさんはあたしなんかいらないんだって。
悪い子だから…あたしの魂は産まれた時から真っ黒なんだ。
ねぇ、死んだらどうなるの?
天国とか地獄とかってさ、ほんとにあるの?
私は地獄に堕ちるんだよね…。
…まぁいいや、いつでもどーぞ、悪魔サン。
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