【声劇台本】彩を求む 5話
台本【✕✕】少年【⠀】少女【⠀】BGM【rito】
【声劇台本】彩を求む 5話
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ドキドキな5話です
主人公の文量が多いのはご愛嬌
こっからは驚きの急展開!
少女の行方は?
あと、言い忘れてたけど、これは夏の話ですね。
数箇所修正入れましたm(_ _)m
1話はこちら⇒https://nana-music.com/sounds/05a5b188
6話はこちら⇒https://nana-music.com/sounds/05a66ace
⚠︎注意⚠︎
男女逆転不可、性格(一人称等)変更不可
その他のアレンジは可能
ヒグラシの声が素敵なBGMにも拍手
では、頑張って
♦少年
💙少女
💙「どうして昨日は来なかったの?」
♦「少し、親に話があって。」
💙「そっか、良かった。」
彼女の笑顔に、胸の奥がジュンとした。
♦「も、もう遅いですね。」
時間は遅いが、まだ夕方だ。
今日は波が静かで、ヒグラシの声がよく聞こえた。
いつものように教室を出ようとすると、服の裾を掴まれた。
💙「今日は、もう少し、一緒にいたい。」
心音がうるさい。知らない感情に飲まれそうで。
夕日を背にした彼女がとても綺麗に見えた。
2人で並んで窓に手を掛けて外を眺める。
誰もいない海辺、夕日に染められた海面は、いつもとは違う雰囲気を帯びていた。
僕の右腕と彼女の左腕が当たって、体温を共有する。
彼女の目は無風の水面(みなも)のようで何処か遠くを見ていた
💙「私ね、ファッションデザイナーになって、自分でデザインしたドレスで式をあげたいの。」
誰と?という疑問を押し殺す。
♦「きっと、できます。」
💙「もう、遅いよ。」
その意味を深くは聞けなかったが、僕は初めて彼女の手を握った。
その次の日、彼女は居なくなった
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