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大切なひとが遠いところへいきました。 鎬を削った時代もあって、 たくさんの同じ趣味を共有しながら、 20年間一緒に生きてきました。 「今夜カラオケいこう」に応えてくれる唯一のひとでした。 即興で完璧にハモってくれる唯一のひとでした。 身体の痛み苦しみと闘っている中にもかかわらず 私の誕生日に私の幸せを願ってくれる やさしくて温かいひとでした。 これからもずっとずっと私のだいじなひとです。 でももう会えない。 あと何十年たったらまた会えるのかな。 さみしくて、謹んでお悔やみを、なんて言えないです。 どこかに文字にしないとやりきれなくて、 でも知人が見ているところでは言いづらくて 先日と今回とこの場をかりてしまったけど こういうのはこれで最後にします。 この世から不治の病が消えますように。