ウエディングベル
Sugar
ウエディングベル
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#ウエディングベル #Sugar #結婚式 #シュガー #歌謡曲 #ちび #StudioOne4 #シャウト系 #歌謡曲 #攻撃系上位魔法 #音漏れの激しいカラオケ屋さん #5号室 #GO:MIXER #XM8500 #NoEffect
私が、高い声で歌うようになったキッカケとなった歌です。
随分昔の話ですが、体育会系の部活の後輩たちがカラオケのボイスチェンジ機能を教えてくれました。
彼らは女声が出て面白いと、こぞって言うのです。そして、先輩もやってみてくださいと。
私は当時バリバリの武闘派でしたので、「己の肉体を以って戦ってこそ戦いである」と、「道具に頼る、ましてや機械に等決して頼ってはいけない」と、引き返せなくなる前に、彼らに何とかして伝えなければいけないと思ったのです。
そこで、「キミたちの思う高い声の歌を言いなさい」と、私がそれに果敢にも臨んで打ち破れても、健気に戦う先輩の姿をみて、機械に頼って浮かれている自分たちを省みるのだという一心で尋ねたのです。
「ウェディングベルです」と、彼らは口々に言うのです。先輩が立ち向かっても絶対に勝てない要塞の名は、そう、「ウェディングベル」だと。
「よし、じゃあ、そのボイスチェンジ機能の付いたリモコンで、そのウェディングベルとやらをボイスチェンジしない設定で入れてみたまえ」と。
私の地声は他の男性に比べて高い方だと思いますが、普段カラオケで歌うのは、もっぱら、 THE BLUE HERTS などでしたから、高くてもヤッターマンのアチョーホヨホヨホヨホヨが関の山でした。彼らもそれを知っているのです、勝てない戦いだと。
しかし、ここで(彼らのボイスチェンジ利用と比較して)普通に「ウェディングベル」が歌えてしまったんです。私が一番驚いたんですが、「う、歌えるぞ、コレ!」とアムロ・レイが初めてガンダムを操縦した時のような感じで、なんともいえない面白さと同時に、失敗しても健気にがんばる姿を見せるはずが、いつの間にか「機械に頼らなくても問題なく高い声出るから、私はボイスチェンジなんて要らない」ということを伝えるだけとなってしまったのでした。
ただ、今のようなマイクからムッチャ離れても響く高い声ではなく、蚊の鳴くような、マイクと口を引っ付け、さらにマイクを手で覆うような発声だったと記憶しています。
その後、数年は高い声で歌うこともなく、高い声で歌うこともそれっきりだと思っていたのですが、、、その後、高い声で歌うことを主とするようになっていくから人生って不思議ですね。
人それぞれ歌への思いや思い出があると存じます。私はこの歌を歌い終わった後、必ず彼らのポカーンとした表情となんともいえないその場の空気を思い出すのです。
今晩4-5テイク撮ったので、毎回フラッシュバックしてとても面白かったです。
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