【3人声劇】戦前の灯火 〜切望編〜
BGM 『ad-lib piano BGM 沈夏色』レーニャ様 台本 min ●お名前×◎お名前×○お名前
【3人声劇】戦前の灯火 〜切望編〜
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『生きろ。生きていればなんとかなんだよ__。』
はぁ〜丙くんかっこいいなぁ…と通常運転…よりちょいおかしめのminです。なんか、ワンパターンになってきてつまんなくないかな…と思い始めています…
また「文長いね」症を発症しています。
ヒィィィィ
読んでくださる神様✨のような方は、いらないとこはしょってもらって大丈夫です👌
ーーーココからーーー
○「本当に申し訳ありませんでした!!(土下座)」
◎「いいのいいの。それより怪我は?大丈夫なの?」
○「これは全て返り血です。私は全く…」
●「返り血?」
○「はい…戦の途中、崖から川へと落ちました。」
◎「ええっ?!怪我はないの?!」
●「なんのための戦だ。オマエ、女だろ?なんでひどく錯乱するまで戦ってんだ。」
○「…やはり、そうなのですね。…薬を飲まされたんです。その後の記憶は断片的にしかありません。」
◎「薬…効き目が切れたから元に戻ったのか。」
○「仕方ありませんね…」
◎「…?…何をするきだい…?」
○「(立ち上がって川縁まで歩く。)事故とはいえど、私は戦線から離脱しました。
私にはもう生きる資格がありません。」
◎「どうして…ハッ!、ダメだ!!」
○「(自分の首に血だらけの短剣を突きつけて)
ごめんなさい…(涙)」
●〔ガシッ〕(←音はないです)(←丙が腕を掴む)
○「ッ!…離してください!!」
●「馬鹿か、オマエ。」
○「逃げ出した者は死罪です!私は罪を償わなくてはいけないのです!!」
●「誰に言われたんだよ。そんなこと言った奴は今ここにいねぇだろ。」
○「ダメなんです…私は、生きていては…!」
●「死ぬのか?」
○「……はい…」
●「じゃあ、なんで泣いてんだよ。」
○「ハッ…ッこれは!」
◎「(さえぎって)生きたいんでしょ?君の生死を決めるのは君自身だよ。」
○「〜〜〜(涙を堪える。短剣を落とす)」
●「生きろ。俺からの指令だ。名は。」
○「(涙)…玲。」
●「玲、これから俺たちと来い」
ーーーココまでーーー
どうしても女の子を泣かせてかしまう…そんでもって男が大半口悪い!…どうしてもこうなるのです。ご容赦くださいm(__)m
【読み方】
玲→れい
【あらすじ】
火の兄弟に助けられ、気絶していたが目を覚ました少女、玲。その姿は獣のような戦士とは一変して、か弱く、繊細そうな少女だった__。
●丙(ひのえ)
→ひのえは本名ではなく、十干族の一員として賜った名前。本名は琉(りゅう)。刀に優れており、背が高い。冷静な物腰であるが、うちに秘める情熱は火の如くとても熱い。玲のことを認めている。双子の弟に丁(ひのと)がいるが、以前の戦で命を落としている。16歳。回想編では9歳。
◎丁(ひのと)
→回想編のみ登場。丙の双子の弟。本名は推(すい)。火の兄弟の弟にあたる。回想編では、兄、丙との旅をしている。
現在編ではすでに戦死している。丙とは対照的に朗らかでゆったりとした性格。回想編では9歳。
○玲(れい)
→丙思いで心配性な少女。物腰柔らかで、キャピキャピしている一面もあるが、物事の見通しを持ち、常に何かを考えているほどに真面目な子。格闘特化型の戦いだが、丙と同様、刀も使う。16歳。回想編では9歳。
【プチ参考】
・玲の飲まされた薬は、いわゆる覚醒剤に似たものです。玲の住んでいた国では、女、子供お構いなしに、戦線に突入し、従わせるために平気で薬を使うような国です。また、宗教の力が強く、神から『国のために戦って死ね。』というお告げによって国民は動いています。
(我ながら残酷な制度…汗)
・丙は怒っていません。ただ、鈍感で不満なのです。丁は終始焦っていますね。
【シリーズ声劇】戦前の灯火
第一幕 https://nana-music.com/sounds/058da33b
第八幕 https://nana-music.com/sounds/058fb52c
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#双子
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