(台本)「花と君」episode32
台本(てんちゃん)×☆(コラボ様)×★(コラボ様)×🐼(コラボ様)
(台本)「花と君」episode32
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episode32「種島先輩」
☆「先輩……今、何て……。」
🐼「だから、わたしにもはるとさんのこと見えるよ。」
☆「……。」
☆俺は、ゆっくり目を見開く。
☆「ほ、ほんとに……ほんとに見えるんですか?はるとさんのこと……。」
🐼「ええ、見えるわ。」
☆「……。」
☆俺は、息を吸うと振り返ってはるとさんを見る。
★「……。」
☆はるとさんは、茫然とした顔で先輩を見つめるだけだった。
🐼「ねぇ、寺田くん。」
☆「……っ。」
🐼「わたしはね、生まれた時から幽霊とか妖怪とか目に見えないものが見えてたの。だからね、寺田くんにはじめて会った時、はるとさんを見て思ったの。はるとさんは、幽霊だって。でも、はるとさんはとてもいい人ね。悪い幽霊なんかじゃない。」
★「本当に……俺のこと、見えるんですね。」
🐼「ええ。」
★「俺……いつからここにいるか分からないんです。」
☆「……。」
☆はるとさんが、自分のことを先輩に話してる。
☆こんな、はるとさん……はじめて見た……でも、何で先輩に……。
☆「……っ。」
☆俺は、一人拳を握ってうつむく。
🐼「はるとさんは、生前の記憶がないのね。」
★「はい……覚えていることがあるなら、一つだけ……。」
🐼「それは、何?」
★「死ぬ前に、臓器提供にサインしたことです。」
☆「え……。」
☆俺は、ゆっくり目を見開くとはるとさんを見た。
前作番外編6本編↓↓↓
https://nana-music.com/sounds/0579d5b7
次回予告32↓↓↓
https://nana-music.com/sounds/057a6515
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