【一人声劇】或る作家の昼下がり

台本 みはにゅ様 / 読み手 タラバガニ / BGM 三鈴様

それでも前を向こう... 軒下の読み方が【ノキシタ】である事を信じて...(｀-ω-´)✧ｷﾘｯ ただひたすらにペンを走らせる 手汗で紙が湿ってくる でも 今止めたらダメなんだ 思いつく限りを忘れないうちに ここに書き留めておかなければ、、 『...ふぅ』 ふっと一息つく 溶けた氷でだいぶ薄まってしまった麦茶を 喉に一気に流し込む 隣の軒下の風鈴が鳴っている 今日は意外と風が吹いているようだ また私の作品を読んでくれている人がいる ありがたい 休憩を取りつつ聴かせて頂こう あぁそう、そうだ…… そこは敢えてその字なんだ わかっていらっしゃる おぉ…そこはそうやって読んだのか なるほど、確かになぁ ん？ 今の言い方…… あっ、そういう解釈をしたのか ほほう…… 私は熟考できていなかったのか 自分の作品なのに……まだまだだ 自分の書いたものを汲み取ってほしい気持ちと 裏切ってほしい気持ちが交差する あぁ、これだからやめられない 『さ、頑張りますか』 さて、ここらで休憩は終わりだ 僕は再び世界を綴る キンキンに冷えた麦茶を添えて #環境音 #声劇 #声劇台本 #一人声劇 #みはにゅ台本 #みはにゅ