Santa Lucia
T.Cottrau
Santa Lucia
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サンタ・ルチア
伝統的なナポリ民謡
ティノ・ロッシによるサンタ・ルチア
「サンタ・ルチア」(伊: Santa Lucia)は、伝統的なナポリ民謡(カンツォーネ・ナポリターナ)の曲。テオドロ・コットラウ(1827年 - 1879年)が編曲し、自社から1849年ナポリのバルカロールとして出版した。コットラウがナポリ語をイタリア語に翻訳したのは、第1次リソルジメントの時期で、ナポリの歌にイタリア語の歌詞が付けられた初めての作品となった。テオドロ・コットラウは、フランス生まれのイタリア人作曲者で歌の収集家でもあったギヨーム・ルイ・コットラウ(1797年 - 1847年)の息子であり、この曲の歌詞をイタリア語に翻訳したのであるが、誤って作曲者とされていることが非常に多い。
「サンタ・ルチア」のナポリ語の歌詞は、ナポリ湾に面した絵のように美しい波止場地区、ボルゴ・サンタ・ルチアを讃え、船頭が自分の船に乗って夕涼みするよう誘いかけている。
アメリカでは「サンタ・ルチア」は最初、トーマス・オリファントによって英訳され、ボルティモアのM.マキャフリー社により出版された。20世紀のレコーディングでおそらく最も確実なのは、ナポリの偉大なオペラ歌手エンリコ・カルーソーのものであろう。エルヴィス・プレスリーの1965年のアルバム『メンフィス・テネシー』(Elvis for Everyone)にも収められている。
スウェーデン、デンマーク、ノルウェーでは、冬1年で最も暗い時期に行われる光の祭、聖ルチア祭に合わせた歌詞が付けられた。スウェーデン語の歌詞バージョンで有名なものベスト3は、「Luciasången」別名「Sankta Lucia, ljusklara hägring」(聖ルチア、光の幻想)、「Natten går tunga fjät」(ゆっくりと夜の散歩)、1970年代の幼児バージョン「Ute är mörkt och kallt」(外は暗くて寒い)である。
ウクレレ
と
オカリナ(アルトC)
🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊
詞曲
訳詞 ナポリ民謡
小松 清
1
空に白き 月の光り
波を吹く そよ風よ
空に白き 月の光り
波を吹く そよ風よ
■かなた島へ 友よゆかん
■サンタルチア サンタルチア
●かなた島へ 友よゆかん
●サンタルチア サンタルチア
●以下、各々繰り返しです
2 白銀(しろがね)の 波にゆられ
船は軽(かろ)く 海をゆく
白銀の ……ref………
■かなた島へ 今宵また
■サンタルチア サンタルチア
3 友よいざ 船に乗りて
波をこえ 疾(と)くゆかん
友よいざ ……ref………
■かなた島へ 友よいざ
■サンタルチア サンタルチア
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