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そうだ、あの場所へ行こう【メアリ】
NAZNA
カミツキ街キリエの商店街
そうだ、あの場所へ行こう【メアリ】
カミツキ街キリエの商店街
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日々のショーの仕事、最近の護衛の仕事…確かに師匠の意志を背負ってキリエに舞い戻ったのはいいのだが…
「哎ーー!皆とまたご飯食べたい!!キリエのご飯もおいしーけど、嘉嘉の料理は最高ヨ!!……はぁ…」
ペタリとベッドに倒れ込む。
「皆に、師匠に会いたいネ…」
沢山の人に出会い、沢山の思いを紡いだ。その全てに全力であり、精一杯の笑顔を届けたメアリ。いくら彼女が元気印でも、流石に疲れは出てくる。そんな時にチラつく門下生たちや大好きな師匠…メアリは完全なホームシックになっていた。でも、ノコノコ帰ったらみんな心配しちゃうよな…メアリは寂しさを我慢して仕事に向かっていたが、流石何年もメアリを育ててきた師匠である…とっくに彼女の変化など見通していたのだ。
小包がメアリの元に届いた。中には呪詛で凍らせた包子と「お前の腕が鈍ってないか見てやる。街での成果も聞きたいから少しの間帰ってこい。命令だ」と書かれた手紙が入っていた。
メアリは沢山のお土産を買い込むと、ショーの日程を調整してキリエの街を飛び出した。
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嘉嘉の街へ向かってください。
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