第三話
Sediment Wolf
第三話
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BLオメガバース 声劇ユニット、Sediment Wolfです。
ーーオメガバースについてーー
この作品独自の設定が入っておりますので、ご注意ください。
男女の性別に加えてα、β、Ωという独自の性別が用いられたもの。狼の群れの性別階級を主題として作られた。
α...人口の約0.5パーセント。Ωの数と殆ど変わらない。Ωの発情期のフェロモンによって不定期的に発情期が訪れる(ラット)。
β...人口の約99パーセント。一般的な性別。敏感な人はΩの発情期のフェロモンの匂いが分かるが自制は可能。
Ω...人口の約0.5パーセント。αの数と殆ど変わらない。定期的に発情期が訪れる(ヒート)。平均的な発情期の周期は3ヶ月、長さは一週間である。
中学3年でのバース性検診でΩと診断された場合、指定されたΩ専用の高等学校へ進学する。これは、バース性差別撤廃法に基づいてつくられたものであり、バース性についての知識を高めるとともに、願わぬ番契約を減らす機関として存在している。
αとΩは番という性質があり、強い結びつきを持っている。番はαがΩのうなじを噛むことにより成立する。番との結びつきは一生涯続き、番のできたΩはヒートがなくなるが、不定期的にαの前で発情するようになる。
【登場人物】
💚五月千草...Ω
🧡丹治紫築…β
・五月千草宅前
🧡[えーっと、203号室...ここが、五月先生の部屋、かな……。ふぇぇ……緊張する……]
💚「おや、新しい担当編集さんかい?」
🧡「え!?...あ、なんで後ろから...もしかして家間違えてて...」
💚「ごめんね、今丁度留守にしてたんだ。此処で合ってるよ」
🧡「あ、そうですか!よかった!あ、えっと、初めまして!!今日から五月千草先生の担当編集を務めます、丹治紫築です!!」
💚「よろしく」
🧡「よろしくお願いしますっ!あ、これ、饅頭です、どうぞ!」
💚「おお、ありがとう。僕、饅頭大好きなんだ」
🧡「...」
💚「...どうしたの、…緊張してるのかい?」
🧡「...はい」
💚「そうか。ふふ、君、面白いね。取り敢えず中入ろうか」
🧡「は、はい!」
🧡[ちょっと待って!?五月先生美男子すぎません!?文章だけでもうあんなに素晴らしいのに、書いてる人がこんな美しい方だなんて……。]
💚「じゃあ、お茶淹れてくるね。あと、これ今月の原稿。」
🧡「あ、はい!お、お預かりします...」
🧡[これが...五月先生の...原稿...。すごい...字綺麗...。]
💚「はい、お茶どうぞ。...熱いの苦手だったらごめんね?」
🧡「いえ、全然大丈夫です!」
💚「そうかい。なら良かったよ」
🧡「…」
🧡[や、やばいどうしよう!!緊張で口が動かないッ!!]
💚「丹治くん。」
🧡「は、はい!!」
💚「突然だけど、君の好きなものはなんだい?」
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