コメント
2件
  • 月見花のユーザーアイコン
    月見花
    > 123

    さん あなたの帰りを身体を揺らして花唄を奏でて待っています。いつもありがとう。

  • 123のユーザーアイコン
    123
    形容するならば、清廉ながらも後に体温と混ざって濁り善意の押しつけが語る残渣に似たサボンとは異なるもの。けれども、夢現にふと香って目覚めには消えている何処ぞと知れない花じみた芳香。シャンプーなのか、ボディソープなのか、語る程の情報も無いのに懐古じみた寥々を誘う淡いそれが、幽かに枕元にだけ残っていて。起き上がる頃合には気付かなくなる感覚に似ている程度の毒を孕んだ歌声だと。そう、思いました。遅れた認知は朝の喧騒に追われて思い出すことはなく、また翌朝に、心の隅へ愛おしく刺さるような。あなたがひた隠していることへ察しすらつかせない巧妙に隠された毒。関係を続けてゆくにあたり、秘匿が是と。或いは、傷つけたくない想い故に相対して言の葉を紡ぎ花を咲かせることは選ばれない種子。夜半、それをあなたは喉奥から取り出して眠る髪を撫でながらそっと吐露し月下に咲かせる愛情が感じ取れる、素敵な歌声でした。今日もあなたが生きていることに勇気づけられて、帰り道の月を楽しみにしています。