【作詞】悲重(ひじゅう)
御霊
【作詞】悲重(ひじゅう)
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突き放すようなやさしさが
たまに天秤を傾け
たまに重量を惑わす
狂った隙間をおざなりにして
いつのまにか光が零れる
遠くで弾けた何かに惹かれ
わからない何かに怯えて過ごす
わからないことは変じゃなくて
わからないことが変かもしれない
あなたの感じたその変化は
あなただけのもので
誰にも責められる権利もなく
またあなたを苦しめる
こんな醜悪な場所で
もっとも美しいものが
一粒一粒大事にあふれる
わかっていたことは愛ではなくて
わかっていたことが愛かもしれない
あなたと話した他愛のない
あなたが望んだものを
誰にも決して踏みにじらせず
また僕の非を見つめる
こんな醜悪な場所で
もっとも美しいものが
一文字一文字大切に紡がれる
いま望むことを
望まないこと以外を
ほんとうの事を望む必要もなく
悲しくなる時がきたら
嘘のように悲しめばいいから
ほんとうの悲しみが必要だから
#作詞
#御霊
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