【2人声劇】神様、夢を【声劇台本】
読み手さま: & 音楽:チュピカ 台本:糸巻
【2人声劇】神様、夢を【声劇台本】
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good-bye,my beloved son.
パパとママは離婚しました。
-----はじめに------
こんにちは。糸巻です。
台本 二作めです。
ずっと前に、できてましたが、
お披露目は今日。
効果音を入れたかったのですが、
入ってません…心の清らかな人には聞こえるはずです…
🌟音楽はチュピカさまよりお借りしました。
物悲しくも温かい。素敵な音楽です。
ご利用の際はどうか、拍手とコメントをお願いいたします。
🌟こちらの台本には、任意で結構です。
アレンジ、性別変更もOK。
キャプションのコピー・転載のみ、お断りさせていただきます。
-----人物紹介-----
ウィル 16歳くらい。ドミニク曰く「お固い優等生」
やや冷めた性格。
勉強に集中するようにと、寮へ。
自由奔放で人当たりのいいドミニクが少し羨ましい。彼に関しては、どうかと思うところもたくさんあるんだけど。
ドミニク 14歳くらい。(何歳でもいいや!←)両親の仲が悪く、ついに母親が家出。父親が連れ戻しに出かけたので、その間、寮で暮らすことになった。明るい人気者だけど、寂しがりや。勉強は苦手。よく授業をさぼる。
不確かな優しい嘘を、希望を、
信じちゃったんだ。
🌟聖。さんが読んでくれました…すき💕
https://nana-music.com/sounds/052c3eda
--------------以下本文です----------------
(足音。勢いよく扉を開ける)
「やぁ、君がウィル?ご機嫌いかが?
今日からしばらくルームメイトなんだ!よろしくね。」
『待ってくれ、そんな急に』
「あれ、聞いてない?
まあ、いいや。僕のことは好きに呼んで!」
『ちゃんと説明を…』
「あはっ!
寮母さんによろしく!」
『こんな夜更けにどこへ?』
「デートさ!」
--
『無遠慮な嵐みたいなやつでした。
それでも、
女の子や、猫の話をするあいつは、
いつも楽しそうだった。
だから、あの日も
窓越しの君の背中は
きっと可笑しくて震えているのだと。』
--
(ドアをあけて)
『珍しいね。
こんな早くに帰っているなんて。
女の子たちは?』
「…」
『無視かい?
またこんなに紙を散らかして…』
「…手紙が来たんだ。」
『え?』
(一足分の足音)
『僕の足下には
good-bye
とだけ、書かれた悲しい手紙。』
(曲転調後、)
「パパとママ、
仲が悪いんだ。
毎日ケンカしてばかりでさ。」
「ボク、待ってたんだ。
日曜日になれば、2人とも手をつないで
ボクを迎えに来るって!」
『ドミニク!落ち着いて!』
「待ってたんだ!
….待ってたんだよ、ウィル…」
--
『不確かなものを信じてしまった愚か者が2人。
神様、どうか僕たちに夢を。
明日を生きていくための優しい希望を。』
---------------------fin -------------------- ここまで!
観客のいない舞台で
誰かにとっての「いい子」を
必死に踊り続けた僕たちは。
--お口直し--
…
「僕が泣いたこと、
誰かに言う?」
『どうかな。
そうだ、おやすみの物語でも話そうか。
君が泣き止むまで。
とっておきの楽しいやつを!』
コメント
6件
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました😊
- i̷o̷r̷i̷すごく素敵な台本で、見た瞬間にやりたい!!ってなりました。お借りしました!ありがとうございます。
- 和也コラボ先にてお借りしました
- 浅葱 纈-アサギユハタ-素敵な台本お借りしました
- ブルベリほんとに素敵な台本ありがとうございました┏○))( i꒳i )
- nekoコラボ先でコラボさせていただきました。 ありがとうございます。