【声劇台本】恒久的正義論【1人用】

台本:水仙 アーサー:コラボ者様

小さな"正義"の話をしよう＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ Pt.2 Soldier ⚠️強制はしませんが、ご使用の際は拍手、コメント等頂けるとありがたいです 🦅一人称・語尾改変などご自由に かつて、国王の近衛兵士として幾度も戦争に従軍していたアーサー。その実力と才能から「英雄」と称されていた彼だったが、思い描いていた「誰もが安心して暮らせる国家」は程遠く、ある日、国の腐敗の証拠と共に、他国の従属国となるため態と戦争が繰り返されていたという事実を知ってしまう。 目指すべき理想を見失い途方に暮れるアーサーだったが、彼は再び立ち上がり、己の「正義」を貫くため兵団を脱すると、独自の革命軍を創設し、仲間に対して語りかけた。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 争いの犠牲となるのは、いつの時代も、力の無い無辜(むこ)の民だ。 変革に痛みは付き物だというが、その盾に隠れ暴利を貪る魔物の存在を、諸君は一度でも考えたことはあるか？ 《SE：戦争》 「俺は、何のためにここにいる...？」 人は己を正義と確信した時、どこまでも残酷になることができる生き物だ。 そしてその盲信は際限なく伝播(でんぱ)し、正義の遂行に囚われた刃は、時に迷いなく民衆へと振りかざされる。 《SE：刃で肉を貫く》 それは絶対的「善」にはなり得ないもの。 人の容姿がそれぞれ異なるように、正義の形もひとつとして同じものは無い。 群衆に紛れ、白い鴉(からす)の幻想に浸るのは、もう辞めにしよう。 そしてこの地に新たな革命の狼煙を上げるのだ。 皆の正義を実現するため、弱きが淘汰(とうた)される理不尽な世界を変えるために、私は戦い続ける。 この胸に熱く秘めた思いを、共に受け継いでくれる同志の存在を信じて。 《SE：軍旗がはためく》 「我が名はアーサー。今ここに、私の願う正義を提唱する！」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 群集心理に惑わされることなく「No」と言うことのできる人間は多くないと思います。指導者としての才能を持つアーサーは国家のやり口に疑問を抱き、反発して共に戦う仲間を集めますが、決して彼らに自分の正義の押し付けをすることはありませんでした。 それぞれが己の信じる正義を己の信じるやり方で遂行して欲しい、と願うように、力強く演説しているようなイメージでしょうか。 アーサーの探し物は"正義"。 ちなみに本来の彼は、やや寡黙なところはありますが基本的に優しくて面倒見のいい人間です。 シリーズ二作目の今回、前作の「ココロの在り方(https://nana-music.com/sounds/051e58a4)」から主人公は変わりましたが、どこか似た雰囲気を感じて貰えたら嬉しいなと思います。 #水仙の創作台本 #声劇 #声劇台本 #1人用 #コラボ募集 #1人声劇 #一人声劇 #コラボ #コラボ用 #朗読