コメント
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  • 秘密結社 路地裏珈琲のユーザーアイコン
    > 星干し

    親愛なる同志 星干しさん 君の手紙を見てすぐに、思うところがあって筆を取った次第。件の博物館については、長年我々も手を焼いているところでした。まさか君の元からそのような便りがくるとは、驚きを禁じ得ません。 ずばり、あそこは博物館などと呼ぶに値しない見せ物小屋だ。生命科学コーナーの生物標本など、展示品の出所は、とても表に公開できないような非正規ルートで手に入れたものばかり、メンテナンスの内容は酷いものだ。曰く付きとなって、普通の博物館が展示できなくなったものを“保護”と称し譲り受け、手切れ金として高額で買い取っているのが実情、それも、そもそも元を辿ればキナ臭い団体が不自然に不慮の事態を起こしていて、“曰く付けられたもの“と呼んでも差し支えないでしょう。 ここらでもう一度、メスを入れておく必要があるのかもしれませんね。 昔、博物館に抗議文を送られた、霊体研究分野、怨念力学の大家、オソレヤマ先生が適任かと思うので、早速コンタクトを取ってみます。全ての文化的営みが、健全に守られる事を願います。 ぜひ、仕事がひと段落ついたら、喫茶店にお邪魔させてくださいね。 北部神話生物学会 会長 ササキ

  • 星干しのユーザーアイコン
    星干し
    拝啓 北部神話生物学協会 会長 様 日頃、研究会ではお世話になっております。 こんなにも心踊る場所へお誘いくださり、より一層充実した日々に好奇心が落ち着きを見せてくれないほどです。 さて、話は変わりますが先日私はNorth Celestia自然史博物館へ、とある絵を観に行きました。 話題になっているのでご存知かとは思いますが、特別展示の幸せを祈る青年です。 とても素敵な絵だと思うと同時に、なにやら感情を揺さぶられるような不思議な感じがするのです。 常設展の展示品も同様、まるで何かが宿っているような神秘的で不気味なものを感じます。 一緒に行った友人はそれらに怯えているようでした。 あの博物館には何かある。 私にはそうとしか思えないのです。 そこで昔の新聞記事などを調べたのですが、とある議員が監修をした博物館であることなどがわかったのみで手詰まりとなってしまいました。 記事にあった、1つでも多くの不幸な芸術を救う、ということも何か引っかかりを覚えます。 どうかこの件に関して、私の調査にご協力していただけないでしょうか。 何か博物館に詳しい人、美術品に関する不思議に詳しい方がいたらご紹介いただければ幸いです。 良いお返事をお待ちしております。 追伸 先日の"青い蜜蜂"の件ですが、傷ついた子も回復し元気な姿を見せてくれるようになりました。 可愛らしい小さな友人とこうしてのんびりできるのも学者様方、協会の会員様のおかげと思います。 ぜひ、お時間ございましたら私たちのお茶会にいらしてください。 マスターの美味しい珈琲と軽食に、"幸せの蜂蜜"をそえて… 路地裏珈琲でお待ちしております。 不思議学者の会 会員 星干し