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雨と煙草と‥‥
コウ: ヒロ:
くまた@コメントゆっくり返します。
雨と煙草と‥‥
くまた@コメントゆっくり返します。
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台本読まれる際はBGM提供者様に必ず拍手お願いいたします。
コウ「」27才男性。会社員。タカとは小学生からの付き合い。
ヒロ かっこ無しと『』 27才 フリーター。 コウとは小学生からの付き合い。
かっこ無しはすべてタカの台詞です。
コウの台詞はすべて、タカの回想になっております。
性別変更、一人称、二人称、セリフ改変(世界観を壊さない程度であれば)、アドリブ、すべてOKです。
台本をキャプションに貼ってもらっても構いません。
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(雨に打たれながら、煙草を口に咥えうなだれるヒロ)
(煙草を吸ってるコウ)
「なあ、ヒロ。お前にはやりたいことがあっていいよな。」
「羨ましいよ。俺には何もないから。死んだ方がましだ。」
普段は強気なコウが珍しく弱音を吐いた。
でも、その時、俺は気にも止めなかった。
「最近、人手不足で仕事忙しくて、休む暇もなくてさ、彼女とも会えなくて嫌になるよ。」
あいつは、あの日、本当は助けてと叫んでいたのかもしれない。
俺は気づいてやれなかった。
「ヒロは、今でも夢を追い続けてるんだよな。すげえよ。」
「俺には何もないから。」
俺には何もないから。あいつはその言葉をしきりに口にした。
「いつまでも応援してるから。俺がこの世から居なくなってもな!これは俺からの選別だ。」
愛用の煙草を渡す。
『俺、煙草吸わねえの知ってるだろ。でも、サンキューな。』
その3日後、コウはこの世を去った。
家族の話によれば、コウは3ヶ月前から仕事も上手く行っておらず、彼女とも別れ、心身共に衰弱しきってたらしい。
俺はあの時なんて声をかけてやればよかった。
あいつの言葉に耳を傾けるのではなく、あいつの心を見てやれば、なにか変わってたのかもしれない。
(煙草に火をつけるコウ)
俺は、大ばか野郎だ。
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#声劇 #二人用 #コラボ用
コメント
1件
- ど素人が1年間声劇を毎日投稿したらどうなるか台本神…好き… コラボしたいけど上手く撮れなかったのでコラボされたやつ聞きます…