名残花
さばと × から↑
名残花
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春空瞬く 朱鷺色(ときいろ)に蒔いて
葩(はなびら)舞う心 抄して
想いは 惑わす
花唇(かしん)の蕾に 奪われていく
それは掌から
そっと擦り抜けた
舞い上がる 桜色爛(あざ)やかに
薫る風に揺られて
歳は忘れ 儚く咲いた
桜よ このまま
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