逢魔ヶ刻【三人声劇】
ロイ/ コーディア/ ミシェーラ/ 台本・編集/瑛
逢魔ヶ刻【三人声劇】
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――この世界では強さが正義だ
逢魔ヶ刻
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★ロイ・チャロアイト
☆コーディア・カルセドニー
●ミシェーラ・クォーツ
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〈爆発音〉
★「力が全てだ」
〈曲入り〉
★「第一部隊!第一部隊!応答しろ!!」
☆「駄目です団長。第一部隊殲滅。生存者がいる確率は限りなくゼロに近いです」
★「……コーディア、全部隊を撤退させろ。ここは落とさせる」
☆「団長!ですが!!」
★「何人いてもここは無理だ。落とせない。……少しでも多く生還させたいんだ」
☆「……分かりました」
〈電子音〉
☆「全部隊へ副団長より。速やかにその場から撤退。団長命令だ、必ず生還するように」
〈電子音〉
★「この蒼い炎。俺の記憶にはこの魔法を使えるやつは1人しかいないのだが……」
☆「奇遇ですね、団長。私も1人しか浮かびません」
★「やはり『蒼炎の魔女』か……」
☆「でも彼女が姿を消してもう何年経つことか…」
〈爆発音〉
●「あーら?お話中でした?邪魔してごめんなさいねぇ」
☆「っ!貴女は!」
★「蒼炎の魔女!!」
●「その呼び方好きじゃないの。やめてくださらない?私はミシェーラ。ミシェーラ・クォーツよ」
★「ミシェーラ……頼む、見逃してくれ」
●「貴方がそんなことを言うなんて珍しいわねぇ、ロイ?」
★「ミシェーラ!」
●「もう、そんなにカッカしないで。大丈夫よ、貴方たちが引いてくれるならこれ以上手は出さないわ」
★「……すまない」
●「今度会ったら遊びましょうね、ロイ」
〈無音〉
●「貴方と遊ぶのが一番楽しいのだもの。愛してるわ、ロイ」
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アメジスト王国は大国だ。それ故に敵も多い。隣国との国境沿い、大きな山の麓。そこで侵入者たちとの戦闘が繰り広げられていた。その時敵味方問わず呑み込む蒼い炎が生み出された。
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★ロイ・チャロアイト
→男。アメジスト王国騎士団団長。ミシェーラとは知り合いの様子。
☆コーディア・カルセドニー
→女。アメジスト王国騎士団副団長。脚の多い生き物がダメ。
●ミシェーラ・クォーツ
→女。かつて最強と謳われた「蒼炎の魔女」。世界中で蒼い炎魔法を使うのは彼女だけ。ロイとは知り合いの様子。
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