ほうせんか

中島みゆき

Pinebridge

こういう『フォーク』を歌う人はいなくなりましたね。 (-_-;) 若い頃は ただそれだけで 　全ての事が ゆるされて あやまちさえも美しく 　わがままであれば あるほどに 幸せそうな人たちが 　１２月の灯りの下にいる 生まれた時から僕たちは 　滅びていく道の上にいる 若い頃の ままであれと 　少女のように 少年のように 夢とうつつを並べ替えて 　えやみを覆い 頬紅を塗る 幸せそうな人たちは 　泣いて笑い 花を咲かす 生まれた時から僕たちは 　滅びていく道に花を飾る 青い春は石をはがし 　赤い夏に石を投げた 白い秋は石を切り出し 　黒い冬に石を敷く 幸せそうな人たちは 　季節をなべて唄い踊る 生まれたときから僕たちは 　滅びていく道を歩いてる 生まれたときから僕たちは 　滅びていく道の上にいる

　　　前の『コスモス 01』(https://nana-music.com/sounds/050e2405)からの続き あたい コスモス　器量良しじゃないけれど あたい コスモス　つたない香りと知りつつも 旅のお方の気まぐれに　幼子のいたずらに 摘んでもらえる日もあると　それを励みに咲いてます もしも生まれ変われたら　春に咲く花たちを この目でながめたい　これもまたさだめでしょう あたい コスモス　この身うらんだことはない あたい コ（スモス　わきまえてきたつもり）