【声劇】星が降る日に思い出す
星が降る日に思い出すー予告編ー
【声劇】星が降る日に思い出す
- 88
- 9
- 0
これはとある少年少女の物語。
聞いている人に勇気を与えるそんな声劇に。
__________
星が降るあの日、、
僕らは。出会った。。
「花咲夏鈴です。宜しくお願いします!」
教壇の横に立ち、持ち前の明るさを生かして自己紹介した
いつかの日。
今でも鮮明に思い出せる
あの瞬間は、
私の、私たちの青春そのものだった。
「芹沢颯人です。。宜しく」
真面目で、でもどこかぬけている彼は、なぜか私の世話係になった。
それから少しの時がすぎて彼となんとなく、だけれど
一緒に帰路についたあの日から。
錆びた歯車はぎこちなく、けれど確かに動き始めた。
「星が凄くきれい。東京からこんなの見れなかった。」
「東京からは見えないんだ…へぇ」
そんな会話をしたのはいつ頃だっただろうか。
その頃の私は幼くて、
「ま、また。会える、よね?」
約束は消えないものだと信じてた。
「うん、また会えるよ。」
彼との約束は
「夏鈴、約束だから」
こんなにも脆いものだったなんて、私は知らなかった。
「颯人!なんで、どうして!」
誰も、知らなかった。
あの景色を君と一緒にいつか。。
あの景色を貴方と一緒にいつか。。
いつかあなたと、
見れますように。
声劇「星が降る日に思い出す」
近日本編公開
___________
cast
花咲夏鈴→葉秋
芹沢颯人→せーと
コメント
まだコメントがありません