くだらない唄

BUMP OF CHICKEN

最初にこの歌のタイトル、くだらないって入ってますが全然くだらなくないので、なんだくだらないのかって思って聴くの辞めないでくださいね！笑 この曲はBUMPの歴史の中でもかなり初期の曲でこの前歌ったハルジオンよりも古いです。間違ってたら許してください 笑 この曲はBUMPのボーカル兼作詞作曲担当の藤原さんが16歳から17歳くらいの時に書いた曲だそうです。 この曲誕生のエピソードを話してもいいですか？はい、当然誰も答えてくれないので勝手に話します！笑 当時BUMPはベース担当の直井さんのお店を練習に使わせてもらっていたそうです。 ある時藤原さんはメンバーに次の練習までに曲を作ると言っていましたが、なかなか思うように曲が作れず完成には至らないまま、直井さんの家に向かう為に電車に乗ったそうです。なんとかメンバーの為にも曲を完成させたいと思っていた藤くんは、なんとなく頭の中にあったイメージを繋ぎ合わせてその場でこの曲を作ったそうです。藤くんはその時の経験をきっかけに同じような方法で曲が作れるようになったと言っていて、まさにこの曲は藤くんの作曲技術の原点と言えると思います。 ではこの曲の歌詞を貼り付けますね！ この歌詞は16歳の少年が書いたものだということを頭に置いて読んでみるとまた違った見え方になると思います。 得意の絵を描いてあげる 僕の右手と水彩絵の具で 丘の花は黄色にしよう そのほうが見つけやすいから 三日月が光る頃 この絵と同じ丘で待ってるよ 明日僕らは大人になるから ここで思い出をつくろう 神様見渡す限りに きれいなタンポポを咲かせてくれ 僕らが大人になっても この丘を忘れぬように 指切りをしよう 僕らにシワが増える前に 十年後の同じ日に またここで一緒に絵を描こう 今夜中にこの景色(おか)を 僕の右手と絵の具で閉じこめる 十年後の同じ日までに ネクタイで迷わぬように 神様小さな2人に 今夜だけ魔法を唱えてくれ 僕らが大人になっても この丘を忘れぬように 少しだけ僕はせきをして 最後のひとふでに願いを込める となりでアナタはうつむいて タンポポでかんむりを (目が覚めれば 目が覚めれば) かみさまぼくはふるえてる 背広もネクタイも見たくないよ Tシャツに昨日しみ込んだ タンポポの匂いが忘れらんない きのうのおかでひとりきり あなたがくるのをひたすらまった くるはずないよわかってた ぼくはまだふるえてる こんな感じの歌詞ですね！ シンプルに素敵な歌詞だと思います。 藤くんいわくBUMPの曲の中でも1番青春って言葉が似合う曲だそうです！ 16歳って子供から大人へと変わらなきゃって時期ですよね。それを考えてこの歌詞を見てみると少し共感する歌詞がありました。 「かみさまぼくはふるえてる 背広もネクタイも見たくないよ Tシャツに昨日しみ込んだ タンポポの匂いが忘れらんない」 ここです。 背広やネクタイってのはつまり大人の象徴ですよね。この歌詞から大人にならなきゃいけないけど、まだ子供でいたいって気持ちや大人になることへの不安が表現されていてすごく好きな歌詞です。 この曲についてはこんなところですね！ もし1人でも多くこの曲に興味を持ってくれた方や気に入ってくれた方がいれば嬉しい限りです✨ 今日は僕の代名詞である長文キャプションが復活しましたね！笑 ここまで読んでくれたみなさん、本当にありがとうございました。 これからもこんな僕をよろしくお願いします。