【台本】0光年の記憶【一人声劇/女性用】
演者【】×台本【霜月】×演奏【りん】×原曲【fuki commune】
【台本】0光年の記憶【一人声劇/女性用】
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「星になって、見守るから」
これが、最期の言葉だった
こんばんは、霜月と申します。また星関連の台本を書きました。
シチュエーションや相手、「あの人」が語り手にとってどのような存在なのかは、演者様のご想像にお任せします。
※ 泣き演技は入れても入れなくとも構いませんので、ご自由にどうぞ。口調のアレンジもご自由に。
男性用はこちら↓
https://nana-music.com/sounds/0492dd50/
音楽:りんさんの「月が満ちる前に」
イケメン革命というゲームの楽曲なのだそうです。ゆったりと切ないこの演奏に、穏やかな夜の情景が浮かびました。
以下、台本
まだそんな所にいたの?
もう十分わかったでしょう
奇跡なんて、現実には存在しないのよ
死んだ人間は帰ってこない
ましてや、星になるなんて……
馬鹿よね
大人になってまで、そんなおとぎ話みたいなこと
夜空の星って
何年も宇宙を旅して、ようやく辿り着く(たどりつく)光でしょう?
つまり、今日のこの空も
ただの残像で……
今はもう、そこにはない光なのかもしれない
もし、死者の魂が本当に星になったとして
その光を見るためには
あと何年生きればいいと思う?
考えたって、虚しい(むなしい)だけよ……
(音楽が途切れる)
だから……忘れないでいましょう
あの人が、ここで笑っていた日のこと
星になんかならなくたって
その方がずっと、傍(そば)に感じられるもの
……なんて
たまには馬鹿みたいなこと、言いたくもなるものよ
あの人もきっと
こんな気持ちだったのかな……
〜雑談スペース〜
光年は距離の単位で、平たく言うと1年間に光が通過できる距離を表しています。
肉眼で見える天体には、地球から数十〜数百万光年も離れているものもあるそうですが、それらの光は地球に届くまで、宇宙空間を数十〜数百万年旅している訳です。なくなっていてもおかしくはない光だと思うと、なんだか不思議な感じがしませんか……
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コメント
3件
- うまみお借りしました。 素敵な台本ありがとうございます!
- リュウお借りいたしました!
- nekoコラボさせていただきました。 ありがとうございます。