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エマ

2018/8/11

「人間だったの。」

───
テウ … 機械師の少年。(性別不問。)
ノア … 感情のある少女。機械人形。(性別不問。)
───


(ぜんまいの音)
テウ「おはよう、ノア」
ノア「……?」
テウ「ノアは君だよ。君の名前さ」
ノア「のあ、のあ……はい、私はノアです!」(嬉しそうに)
テウ「わら、った…?やった、やっと成功したんだ。」
ノア「どうしたんですか?」
テウ「完成したんだ、感情を持つ人形が。僕の、初めての家族が…!」

(鳥の羽ばたき)
ノア「みて、テウ!水が綺麗!」(楽)
テウ「あんまり走るなよ」

(鈴の音)
テウ「ごめんって、ノア…」
ノア「酷い!もういい…!」(怒)

(書いては破る紙)
テウ「……こんなのじゃ、ダメだ……!」
ノア「テウ……」
テウ「……」
ノア「どうしてテウは、人間が嫌いなの?」(哀)
テウ「……ノア」
ノア「…私、いつかきっとテウに、ちゃんと、」

(何かが落ちる音)
テウ「……ノ、ア?」

(ぜんまいの音)
テウ「大丈夫。ノア、僕が直すから。君は、」

(無音)
ノア「おはようございます。マスター」(無感情に)

(曲入り)
テウ「本当に、本当に何も覚えてないのか…?」
ノア「わたしは、ロボットです。」
テウ「ロボットじゃない、家族だ……」

テウ「君が言いたかった言葉、これは、それを辿る物語だ。」

テウ or2人で「ノアの療法」

テウ「ノア。もう一度笑ってよ。」
ノア「ねえ、マスター。私、人間だったの。」(お好きな感情を込めて)

(時間が足りなかったらラストの台詞は重ねてください。)

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人間不信の機械人形師・テウは感情を持つ機械人形の完成を目指して毎日発明に励んでいた。そんなある日、念願は叶い、機械人形は感情を持って完成する。
テウはそれをノアと名付けた。

独りぼっちの人形師と、生まれ違えた機械人形。
そんな二人は、その日、家族になった。

これは、二人が生きる話。生きた話。
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*お借りしたBGM
・DOVA-SYNDROME より
「人狼の為の子守唄」written by しゃろう
「神隠しの真相」written by しゃろう

編集:エマ

#声劇 #台本 #声劇台本 #掛け合い #CM風声劇 #予告風 #エマの台本

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