【予告風声劇】六花物語~蛍と百合~【和風台本】
蛍( )×お百合( )
【予告風声劇】六花物語~蛍と百合~【和風台本】
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●蛍(ほたる) 〇お百合
蛍パートのみ:https://nana-music.com/sounds/03dd6bac/
お百合パートのみ:https://nana-music.com/sounds/03dd6d60/
注:舞台は陰間茶屋ですがBLではありません。
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●ここは江戸、『藤乃屋』――知る人ぞ知る陰間(かげま)茶屋、売られた男の地獄ってぇやつだ。
俺はここで働きながら、年季が明けるのを待っている…あいつのために。
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〇ねぇ蛍、ここ出たら二人で始める商売、何がいいと思う?
●そりゃあお前、呉服屋しかねぇだろうよ。お針子以外はからっきしだめだからな、お百合は。
〇あっひどい!蛍だって芸事以外できないくせに。
●俺はいいんだよ。それに、俺は、お前と一緒なら…
〇えっ、何?
●…何でもねぇよ。
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●ナレ:現れた妙な旅人二人。
○蛍様ー?御手水(おちょうず)から旦那様が帰ったようで…
●おい平次、梅婆(うめばぁ)呼んで来い!客じゃねぇ奴が入りこんでらぁ!
○えぇっ、蛍様のお客かと思って…!
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●ナレ:起きた事件、疑われるお百合。
〇…あたしじゃありません!蛍様のお金なんて盗んでません!
●(…今庇えば、こいつとの仲がバレちまう…!どうすりゃいいんだ…)
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●ナレ:見えてきた黒幕。俺らは、筋書きに抗うと決めた。
〇雪さん…葉月ちゃん…あなた達を信じるわ。
●…あぁ、お前の筋書きってやつに乗ってやろうじゃねぇか。
〇私たちの命、生かすも殺すもあなた次第よ。
●ナレ:『六花(むつはな)物語』――今日も六花(りっか)の、筆が踊る。
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蛍:蛍は源氏名。幼い頃に藤乃屋に売られ、陰間として働いている。19歳。下働きとの色恋はご法度だが、お針子のお百合と想い合っている。
お百合:亡くなった親の借金を返すため、藤乃屋でお針子として働いている。蛍の年季が明けたら二人で店を出るのが夢。
舞台は江戸時代、前作の「六花物語~雪と月~」と話は一緒です。
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