未定
Re.ame
未定
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私は月だと貴女は言う
僕が形容するよりも前に
私は月だと貴方は言う
いっつも僕を先回りして
可愛い顔した貴女は言う
太陽がわかると貴女は言う
可愛い顔した貴方は言う
空に溶ける夏の息
かき氷の色
僕が貴女を写せるのならば
鏡にだって夜空にだって水面にだってなれるから
狂おしいほどに愛しくて
痛々しいほど強い貴女に
恋ひ渡る日々に花を添えて
窓際に飾っておこう
鏡に映る花
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