航海

レベル

千切れそうな手綱握り歩いた どこに行っても変わらずある痛み 摩耗した苦しみの行く末は 永遠と続く後悔の輪 心の葛藤矛盾揺さぶられ 虚無の圧力掛かる胸ぐらへ 重い足取りに軽い縁取り 漏れるインクは感情じゃない 染み出した黒しみったれた嘘 希望的観測過去の偶像 知った気で居た唯一の正解 それすらも勘違いの展開 八方塞がり哀れの目線 気付けば四肢は泥沼に埋もれる 都合のいい窓に十字を切り 己の手できつく締めた首 ありがとうもう忘れはしないけど 出来ることなら消え去ってよなんて 言いたくても言えるわけがない 思いたくても思えるわけがない 馬鹿みたいに餓鬼のままだから 諦めって言葉も知らなくて 解れた糸にしがみついては まだ君の笑顔を探してる