歌詞 明るい未来~シングル バージョン~ 嘉門達夫
作詞
嘉門達夫・水戸華之介
作曲
嘉門達夫
我が家にはじめてカセットテープレコーダーが来た日
家族はお祭り騒ぎだった
それぞれの声を録音してみてなんて変な声なんだって笑った
テレビの歌番組録音する時は息を殺してボタンを押した
だけど台所で母が洗い物する音も入ったりした
カラーテレビがはじめて来た日は近所のみんなが集まった
電子レンジがやって来た日は卵を爆発させた
明るい未来を信じてた豊かな時代を目指してた
希望があふれてた
すべてがキラキラ光ってた平和が続くと思ってた
あの日に帰りたい
~セリフ~
電話は玄関にあり黒いダイヤル式で
フリルのカバーがかかってた
ついでにドアノブにも
ティッシュのケースにも同じようなカバーがかかってた
校庭にのら犬が迷い込んで来て給食の残りをやった
空き地にみんなで秘密基地を作って日が暮れるまで帰らなかった
タバコ屋の店先にゃいつもおばあちゃん習い事はソロバンに習字
朝の目覚めは牛乳配達のビンの音とスズメの声
明るい未来を信じてた予想もつかないしあわせに
出逢うと思ってた
僕らはいったいいつどこで何を忘れて来たんだろう
あの日の夢を見る
~セリフ~
街に活気があり父は毎朝颯爽と会社に出掛けた
夕焼けの色や夕立ちのにおい今よりもっと鮮やかだった
明るい未来の僕たちは心のどっかが寂しくて背中を丸めてる
ビルに隠れた夕焼けに道路に染みる夕立ちに
あの日をさがしてる
明るい未来を信じてた豊かな時代を目指してた
希望があふれてた
すべてがキラキラ光ってた平和が続くと思ってた
あの日に帰りたい