歌詞 母国情緒 東京事変
作詞
椎名林檎
作曲
椎名林檎
猫の眼(まなこ)と犬のお耳であなたに御挨拶
何一つ逃したくはないの
仮令誰かに妬まれたとて私は構わない
此処で ちゃんと向き合えている
内緒の地図は交差点を描いて鮮やかに広がっていく
快活な空 街路樹が切抜合成(コラージュ)不確かな明日を慶んでいる
誰かが勝てば誰かが負ける浮世は忙しい
何一つ容易い事なの
だけど思わず笑みが零れる私は仕合わせ
現在はもっとよく分かっている
たったの一人 昼食を摂ろうと神楽坂 彷徨った午後
入れぬ道も費やした歩数を裏切らず繋がっていると知った
春夏秋冬雲の色まであなたとお揃いで
何一つ欲しいものがないの
もしも望みが叶うとしたら言葉を交わしたい
母国だって同じだもの
母国情緒 此方に在りらむ