歌詞 坂道の天使 来生たかお

作詞
来生えつこ
作曲
来生たかお
薄墨色のコート わざと汚して うらぶれた気分さえ ポーズにした時期がある 坂道の垣根から 君の姿が 見えかくれして白く 細い腕が花を手折った 目と目が合う 瞬間だけ 期待していた 花の向こう おぼろな 恋のはじまりがあった きっかけは思いがけず 水をまかれて あやまりに飛んで来た 君の健気な澄んだ瞳 汚してある コートなんて 不純な気分 君を見たら 自分のわざとらしさを恥じたよ 素直な君には よこしまな恋心が すんなり消えて行った その日からは 坂道には 天使がいた 垣根の向こう 想い出なら 汚さず あのコートはもう着ない あのコートはもう着ない
来生たかお
歌ってみた 弾いてみた