歌詞 スタートライン 海援隊

作詞
武田鉄矢
作曲
千葉和臣
夜明け前の薄暗い道を 誰かがもう走っている ひろった小石で誰かが書いた アスファルト道のスタートライン 寒い身体を言い訳にして 町は眠ってる 曇り空の朝に 自分の汗で自分を暖めて 寂しさ目指して走る人がいる 今 私達に大切なものは 恋や夢を語りあう事じゃなく 一人ぼっちになる為のスタートライン 雨が降ってる町の公園で 誰かが一人 濡れている 待たせてばかりの恋する人に 靴のかかとで描いたピリオド 素直な奴ほど傷ついてしまう みんな上手にふざけて生きてるのに たったひとつの別れの為に 真っ直ぐ涙を流す人がいる 今 私達に大切なものは 恋や夢を語りあう事じゃなく 一人ぼっちになる為のスタートライン 夜の川原の長い一本道を 誰かがまだ走っている 星を見上げて走り続ける 誰かが書いたスタートライン 向こうの岸辺はあんなに明るく 町の灯が夜を焦がすのに 微かな星の光を探して 闇を選んで走る人がいる 今 私達に必要なものは 光り溢れる明るい場所じゃなく 闇に向かって走り出す為のスタートライン
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