歌詞 それでも来た道 柴田 淳
作詞
JUN SHIBATA
作曲
JUN SHIBATA
満ち足りた幸福なら この世界にはきっと無いもの
それでもいつか辿り着くと すがる何か信じていた
あの人の弾く声を聴けば あの人の歌を口ずさめば
体にまとわりつく不安は 一つ一つ消えるようで
見せかけだけの夢でもいい
偽りだらけの優しさでいい
もう頑張らなくていいのよって言ってくれないか
振り返るなと 立ち止まるなと 歩き続けて
この道の果て 未だに
何一つ見えやしない
風の色 街のにおい 変わり始めるのが怖かった
信号待ちの人の群れに 僕はちゃんと溶け込んでいるかな
あの人の見た夢を見れば あの人の翳す太陽を仰げば
自分もあの人になれると 一つ一つ真似していた
無責任すぎる愛でもいい
一瞬で消える温もりでいい
もう泣いたってかまわないのよって抱いてくれないか
見えないものを見えると言える強さがあった
なぜか涙があふれても
それでも来た道
振り返るなと 立ち止まるなと
歩き続けても
この世に果てなどないと
本当はとっくに気付いてたさ