歌詞 なぞのなぞりの旅 たま
作詞
滝本晃司
作曲
滝本晃司
底のまん中ではまるく小さくなった犬の
そのまんままぁるいあくびがひとつふたつみっつ
そしてぼくの部屋の窓には真昼の月
半透明の月はざわめきの数だけ空にうかぶ
ひどい汗をかいたままで
ぼくはぼんやりしてる
だけど頭の中ではしゃべってる
ほんとう きみなんかよりもずうっとしゃべっている
ぬるい真昼の静けさなんて
こんなふうにできてる
そこに砂ぼこりだ
ふいてもふいても砂ぼこり
もうぜんぶやめちゃって指先でなぞりはじめるよ
グルグル部屋中をめぐるなぞのなぞりの旅
そうして気づくんだ君はあの逃げ水の中だってことを
ひどい汗をかいたままで
ぼくはぼんやりしてる
だけど頭の中ではしゃべってる
ほんとう きみなんかよりもずうっとしゃべっている
ぬるい真昼の静けさなんて
こんなふうにできてるんでしょうからね