歌詞 組曲 義経 悪忌判官 陰陽座
作詞
瞬火
作曲
瞬火
賽(さい)の河原に 打ち捨てる
誓いを染める 白旗(しらはた)
裂ける血汐(ちしお) 闇に啼(な)いて
錯誤を匕(ひ)とす
伽藍堂(がらんどう)の正義と 現世(このよ)の渾(すべ)てを
呉れてやる 此の悪の力で
代価(かわり)に 愛の証を呉れないか
眩く満ちる朝と 苟且(かりそめ)の天(そら)を
呉れてやる 此の夜の力で
帷(とばり)を 染め往く 白
西(さい)の彼方に 押し寄せる
祈りを込める 白浜
哮(たけ)る肉(しし)を 闇に投(な)いで
覚悟は一つと
(鬨(とき)をあげよ!)
伽藍堂(がらんどう)の正義と 現世(このよ)の渾(すべ)てを
呉れてやる 此の悪の力で
代価(かわり)に 哀(あい)の言葉を呉れないか
眩く満ちる朝と 苟且(かりそめ)の天(そら)を
呉れてやる 此の夜の力で
帷(とばり)に 散り逝(ゆ)く 赤
昏(くら)き み空は 心まで 廢(はい)に堕ちる
赤い膿も 白い衣(きぬ)も 黒き嗷(おご)りに澱み
伽藍堂(がらんどう)の正義と 現世(このよ)の渾(すべ)てを
呉れてやる 此の黄泉(よみ)の力で
代価(かわり)に 燃える最期を呉れないか
眩く満ちる朝と 苟且(かりそめ)の天(そら)を
呉れてやる 此の愛の力で
幾瀬(いくせ)も 栄(は)ゆるは 黒