歌詞 もう桟橋に灯りは点らない 中島みゆき

作詞
中島みゆき
作曲
中島みゆき
だれも覚えていないあの桟橋に まだ灯りが点っていた頃のこと だれも覚えていないあの桟橋で いつもかくれて逢っていた二人のこと 何もない二人は与えあえる物もなく 何もない二人は夢の話だけをした もうあの桟橋に灯りは点らない ただ鉄条網が寒く光るだけ だれも覚えていないあの桟橋は きれいなビルになるらしい 星にたとえて名前つけた夏の日 夜の長さが変わるのを待てない秋の日 冷えた指先キスで暖めた冬の日 似合わない互いのスーツ笑った春の日 無邪気だったあたしはあいつだけのものだった 無邪気だったあいつはあたしだけのものだった もうあの桟橋に灯りは点らない ただ潮風だけが置き去りのまま だれも覚えていないあの桟橋に もう灯りは点らない もうあの桟橋に灯りは点らない ただ潮風だけが置き去りのまま だれも覚えていないあの桟橋は きれいなビルになるらしい
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