歌詞 常盤火 吉岡亜衣加

作詞
森由里子
作曲
小野貴光
あゝ 貴方の往く道が 私の進む道 ひそかに 心に刻む さう 肩を並べ歩く 日暮れの九十九折(つづらおり) このまゝ果てなく共に もし 此の先月さへ 翳る時は 火を 私が点して 明々(あかあか)と燃ゆる松明(たいまつ)よりも 熱き 常盤に消へぬ想ひ 貴方の悲願(ねがひ)が あまねく国中に 届く日まで貴方を支へたひ 劇(はげ)しき雨に遭おうと ずつと あゝ 心の火は あの日 貴方に出逢ふまで 静かな埋火でした さう 燃え移るが如く 目覚めし吾が焔(ほむら) 貴方の誠の為に もし 此の世が儚き仮初(かりそめ)でも 此の決意は尽きなひ 煌々(こうこう)と光る燈火よりも 明(あか)く常盤に強き誓ひ 真心だけしか此の手になひけれど 引き返せぬ此の道ついて往く 遙かに見ゆる朝陽が許(もと)へ 言葉に出来ずとも 見つめた眼には 炎がそつと 揺れるゆゑに 私は歩いてく どんな約束より揺るぎなき契りを きつと守る 命 懸けて 明々(あかあか)と燃ゆる松明(たいまつ)よりも 熱き 常盤に消へぬ想ひ 貴方の悲願(ねがひ)が あまねく国中に 届く日まで貴方を支へたひ 劇(はげ)しき雨に遭おうと ずつと
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