

ボカロPさん突撃インタビュー vol.008 青屋夏生さん 〜作曲が趣味のヒヨコ?!BACK TO THE FUTUREから始まった未来〜
Jan 22, 2021nanaにアカウントを持っているボカロPさんに突撃インタビューをしていくこちらのコーナー、今回は作曲が趣味のヒヨコ(らしい)青屋夏生さんにインタビューをさせていただきました。
青屋さん、ユーザーIDから察するに実はかなりnana歴が長いのです。
最近になって運営チームのメンバーがボカロPさんご本人だと気づき連絡をさせていただきました。気づくのが遅くなり申し訳ありません。。。
覚えやすく優しいメロディと楽曲、そしてイラスト全盛のボカロ界において実写映像によるMVということでひときわ目立っているボカロPさんですよね。そして私事ではありますが、ワタクシ編集長Kと誕生日も血液型も同じらしいのです。そしてヒヨコらしい。
▼青屋夏生さんWebサイト
https://natsukiaoya.wixsite.com/the-artist-jp/profile
もうこれは興味を持たずにいられない!ということで、オンラインミーティングツールzoomでインタビューの時間を頂きました。その音楽のルーツを中心にお伺いしましたが、そのルーツはなんとあの映画のワンシーン、そしてミスチル。
ぜひそのルーツへの旅をお楽しみください!
※インタビューとあわせて青屋さんによって撮影された写真も紹介していきます。こちらもお楽しみに。
目次
ジャズやファンクにハマッた中高生時代。ルーツはBACK TO THE FUTURE!
ボカロPへの転向、最初のテーマは「SF」、からの「UFO」
作曲が趣味のヒヨコさん、nanaに投稿スル
ニューアルバムのテーマは「娯楽」
ジャズやファンクにハマッた中高生時代。ルーツはBACK TO THE FUTURE!
K:早速ではありますが、青屋さんが音楽をやり始めたきっかけ、音楽の生い立ちをお聞かせ頂けますでしょうか。曲を拝聴した感じではギターの人ではなくて鍵盤の人なのかなと思ったのですが。
青:楽器の経験という意味ではキーボードを少しやっていて。
K:やっぱり!
青:小さい頃習っていた、とかではないんですけどね。
中学、高校くらいからジャズとかファンクとかにハマっていて、その影響で鍵盤楽器をやりたいなと思ったんです。それで高校の3年の部活を引退したくらいの頃、少し暇になった時に鍵盤をはじめました。
そのあと大学で軽音サークルに入って。そのサークルはスカとかレゲエとかジャマイカの音楽をやるサークルだったんですけど、そこではずっとキーボードをやっていました。

K:なるほど〜!最初にハマる音楽としてはジャズはなかなか珍しいと思ったのですが、ジャズやファンクにハマるきっかけというのは何だったんでしょうか?お父さんが聞いてた、とか。
青:小さい頃に音楽っていいなって思ったきっかけが映画の「BACK TO THE FUTURE」です。主人公がダンスパーティーでギターを弾くシーンがあるんです。
K:ありますね!あの曲なんだっけ、、、ギブソン弾いてるシーンですよね、、、めっちゃ有名曲なのに曲名が出てこない、、、汗
青:「Johnny B. Goode」です。
K:そう!ジョニー・B.グッド!ありがとうございます、スッキリしました。
※Johnny B. Goode:1958年にリリースされたチャック・ベリーの曲。ロックンロールのスタンダードナンバー。たぶん聞けばわかる曲です。
青:あの「Johnny B. Goode」がすごくカッコ良かったのを覚えています。あとポンキッキーズのラインダンスの曲とかも聞いてました。
K:キーズラインダンスのコーナーですね。今思うと選曲がすごく良かった番組でしたね、ポンキッキーズ。
▼参考までにキーズラインダンスDVDに収録されている曲はこちら。改めて聞いてみたい曲ばかりです。
1.ロックン・オムレツ/森高千里
2.Rock around the clock/Bill Haley And The Comets
3.パレード/山下達郎
4.Hippy Hippy Shake/K・L・D with P-BAND
5.You can’t hurry love/K・L・D with P-BAND
6.夏の決心/大江千里
7.Merry Christmas Everyone/Shakin’ Stevens
8.LET’S GO!いいことあるさ/SUPER P-kies
9.BREAK AWAY/Tracey Ullm
10.カルメン第1組曲 闘牛士
青:そんなのを聞いていたんですが、中学になったらヒップホップにハマったんです。
ヒップホップってサンプルで出来てるじゃないですか。で、サンプルの元ネタになっているジャズとかファンクが気になってきて。
ヒップホップより元ネタのジャズとかファンクにだんたんハマっていきました。
※サンプル:録音された素材を組み合わせて音楽を作る、組み立てる手法があり、その音源素材をサンプルという。楽器演奏されたものから効果音まで様々なものがある。
K:たしかに音楽ってひとつ好きなアーティストが出来るとそのルーツとかを辿っていって好きになることありますよね。
高校ではジャズ、ファンクということだったんですが、大学で入ったサークルはスカとかレゲエのサークルだったというのはどういう理由なんでしょうか?
青:大学のジャズサークルってビッグバンド・ジャズで、好きだったジャズ・ファンクとはイメージが違ったんです。
で、スカのサークルを見つけたんで、新入生歓迎ライブを観に行って。聞いてみたらイメージが自分のやりたいものに近かったので、そのサークルに入りました。
K:たしかに、ジャズも色々ですし、おそらく聞かれていた音楽がファンク寄りだったんでしょうね。ちなみに今でも好きなアーティストさんを教えていただいてもいいでしょうか?
青:ずっと聞いているアーティストだとアメリカのジャズファンクバンドでSouliveっていうバンドです。3人編成なんです、ギターとドラムと、オルガン。オルガンが左手でベースを弾くのでベースがいないバンドなんですけど。そのオルガンのベースがすごくカッコいいんです。

K:Soulive!いいですよね。聞いていたら仕事にならないです。青屋さんとすごく話が合いそうな気がしてきました。ジャズ、ファンク以外だとお好きなジャンルやアーティストはありますか?
青:90年代のJ-POPも好きです。J-POPで言うとやっぱりMr.Childrenさんに影響を受けてます。自分はアルバムでひとつの作品という考え方で活動しているんですけど、その考え方はミスチルの影響を受けています。
K:90年代、というか音楽が配信メインになるまでは音楽のリリースがCDやレコードというアルバムメインだったので、アルバム全体でひとつの作品というニュアンスは強かったですよね。
ちなみにミスチルでいちばん好きなアルバムはどのアルバムですか?
青:「It’s a wonderful world」ですね。アルバムとしての完成度がいちばん高い作品だと思います。
K:このアルバムも最高でしたね、懐かしい。個人的には「Atomic Heart」が好きでした。アルバムの話で盛り上がれるのは楽しいですね、最近あまりないですからね、アルバムでの話題。
青:そうですね、サブスク時代ですからね。

ボカロPへの転向、最初のテーマは「SF」、からの「UFO」
K:さて、音楽のルーツはわかってきたんですが、ボカロPになったきっかけは何だったんでしょうか。
青:ずっとニコニコ動画のユーザーで、ボカロ曲とかもよく聞いてました。
大学のサークルをやめた時にバンドって感じでもないけど音楽活動はしたいなって思って。パソコンで音楽制作とかはサークルの時にちょっとやってたので、曲でも作ろうかなって。サークルではインストだったんですけど、歌モノも作ってみたいなと思っていたんです。
K:自然な流れでボカロPへ、という感じですね。最初にボカロ曲を投稿した時の想い出とかあったら教えて下さい。1曲目って当時どういう想いで投稿したんでしょうか。
青:1曲目って普通にロックの曲で、自分のやってきた音楽とはぜんぜん違うジャンルの曲だったんです。当時ギターの打ち込みがすごく難しくて、自分でも弾けないしギターにコンプレックスがあったので、ギターの音源を買ったんです。そうしたら思ったよりいい音が出て。
※音源:パソコンで曲を作る場合は、作曲ソフト(DAW)と楽器の音が出るプラグイン(音源)を使って音を出していきます。
K:ギターは難しいですよね、奏法もわからないとうまく打ち込みできませんし。
青:そうなんですよ。で、音源が良かったので、「ロック作れるんじゃない?」みたいな感じになって、勢いで作った曲です。
K:たしかにこのギターサウンド、カッコいいですね。かなり再生されているように見受けられるのですが、最初の投稿からたくさん聞いてもらえたんでしょうか。
青:いやー最初はそんなでも無かったですよ。ボカロのリスナーさんって、聴き始めたらそのボカロPの曲全部聴くみたいな人が一定数いらっしゃるので、そのおかげで後から再生数伸びてきた感じです。
たぶん「UFO」って曲から伸び始めました。そこまでは全部数千再生だったと思うんですけど、「UFO」で始めて1万再生以上いったと思います。
K:「UFO」いい曲ですよね、まさにUFOを思わせるようなイントロからなんだか明日や未来に期待を抱いてしまう不思議な歌詞が印象的でした。
ボカロPの皆さんにいつもお伺いしているんですが、1曲だけ聴いてもらえるとしたらどの曲を聴いてもらいたいですか?
青:これも「UFO」ですね。
当時としてはすごく良く出来たなと思っている曲なんです。あと、「UFO」っていう歌なんですけど、歌詞に「UFO」って1回も出てこないんですよ。
K:え!?そうでしたっけ?意外です。
青:歌詞にテーマが出てこないように作るのが好きなんですけど、最初にそう思ったのがこの曲を作った時なんです。
K:青屋さんの曲を聴いていく上でも、この「UFO」という曲から聴いていくとルーツがわかって面白そうですね。
青屋さん全体のコンセプトというか、大事にしているイメージや、制作の方向性のこだわりみたいなものはあるのでしょうか。
青:ひとつのアルバムコンセプトを作ってから曲を作るようにしているんです。
ファーストアルバムはSFがテーマで、2枚目は生活がテーマ。そのテーマに沿っていれば何でもOKということにしています。1人でコンピを作るみたいなコンセプトでやっています。
K:SFテーマからの「UFO」という曲だったんですね。これはアルバム全部聴くしかないですね!ファーストアルバムのテーマをSFにしようと思ったきっかけはあったんでしょうか?
青:音楽を好きになった原体験がBACK TO THE FUTUREというSFなので、やっぱりSFテーマでアルバムを作りたいなっていうのがありました。
あとは初音ミクとかVOCALOIDとかってSF的なイメージで語られることが多いじゃないですか。そういう理由で最初はSFで、っていうことにしました。
K:なんというか壮大な2次創作というか、作品が作品につながっていくところが面白いです。BACK TO THE FUTUREを観てから青屋さんのファーストアルバムを聴くというのをやってみたくなりました。
青:ジャンルという意味ではJ-POPをやっているつもりではあるんです。
90年代のJ-POPって、ポップスという括りではまとめられているんですけど、聞いてみるとポップスというよりはロックだったり、ヒップホップだったり、実はごちゃまぜという状態で。なんとなく認知されているからJ-POPというカテゴリになっているみたいな。
そういう90年代J-POPみたいなものが好きなので、自分もジャンルにはこだわらずに色々出していきたいです。でも聞いている人にはJ-POPだと思って欲しい、みたいな。
K:J-POPが好きな人が聞いてJ-POPだなと思って欲しい、というような?
青:そうですね、老若男女問わず聞いて楽しんでもらいたいなとは思っています。
なので歌詞の主人公の一人称なんかもこだわっていて、語り手のことを想起させるような情報を入れないようにしているんです。女の人が聞いても子供が聞いてもおじいさんが聞いても自分のこととして捉えられるように。
K:色々な想いが曲に詰まっているんですね。青屋さんの曲はメロディラインも覚えやすい曲が多いですし、きっと年齢性別問わず色々な人に好きになってもらえると思います。
青屋さんの動画の映像についてなのですが、1枚の実写、写真を使った動画が多いような印象を持っているのですが、何かこだわりはあるのでしょうか。写真撮影がお好きとか?
青:もともとあまり依頼とかしないタイプなんです、ひとりで完結させちゃったほうが身軽かなっていうのがありまして。
自分は絵も描けないので、じゃあ写真で、というネガティブな理由で始めたんですけど、やってみると結構面白くて。

K:撮影も動画編集も全部ご自分で、ということなんですね。曲だけでなく撮影から編集までお一人で完結って、すごいですよね。人とのコミュニケーションが苦手だけど歌ってみたやボカロ曲作ってみたいというユーザーさんも多いので、励みになると思います。
機材はどんな機材やソフトをお使いなのでしょうか?こういう話がお好きなユーザーさんも多いので、言っても構わない範囲で教えて頂けると嬉しいです。
青:動画編集はAdobeのPremiere Elementsです。打ち込みはSteinbergのCubaseを使っていたんですが、最近Ableton LIVEを買いました。
Cubaseとは全然できることが違うじゃないですか。サンプリング音源をまとめる、並べるみたいのはLIVEが早いので、LIVEでサンプルを並べて、最後はCubaseでまとめるみたいな使い方をしています。
K:Cubaseはやっぱり人気ですね。VOCALOIDについてはお気に入りは、、、ミクちゃんですか?
青:初音ミクが多いですね。いちばん滑舌がいいっていうのが理由です。
K:たしかに滑舌は良いですよね、明るい声ですし。今後の曲では誰が出てくるのか楽しみにしています!
▲初音ミクが多いが鏡音リンやGUMIの曲も。こちらは初音ミクでリリース後GUMIで再リリースされた1曲。

作曲が趣味のヒヨコさん、nanaに投稿スル
K:えーと、聞きにくい質問があるのですが、、、、青屋さんはヒヨコなんですか?(笑)
青:そうです(笑)。
K:お答え頂きありがとうございます(笑)。そんなヒヨコの青屋さんがnanaにアカウントを作ったきっかけはどんなことだったんでしょうか。
青:nanaの存在はnanaが出来てすぐの頃からぼんやりと知っていたんです。自分の曲が歌われているのも知っていて。それで、WAVファイルアップロードができるようになったじゃないですか、いつでしたっけ。
K:2017年の、、、秋頃ですね、たしか。
青:それで、どうせ歌ってもらうなら音のいい状態で歌ってもらう方がいいかなと思って、自分のWEBサイトの規約のところに「nana用の音源が必要だったら連絡くれれば投稿します」って書いたんです。
そうしたら連絡が来たので、アカウント作って投稿しました。
▲最初の投稿はやはり「UFO」。
投稿してみたら普通に歌ってくれる人はもちろんいるんですが、それ以外にオリジナルの歌詞やラップでコラボしてくれる人がいて、それがクオリティがすごく高くてびっくりしました。こういう発想は自分にはなかったなと。
オリジナルの歌詞とメロディで歌っている人がいて、さらにそこから派生したりするんですよ。面白いな〜って思いました。
K:nanaの真骨頂という感じですね。音楽制作って完成形、つまり終わりがあるのが普通ですが、完成がないのがnanaの面白いところではないかと思っています。
選曲についてですが、基本的にはリクエストのあった曲を投稿しているのでしょうか?
青:そうですね。
K:もしお時間ありましたらぜひ他の曲も、、、、お願いします!
あと、時期は確約できないのですがステレオ化も予定していますので、ぜひステレオ化の折には色々な曲を投稿して頂ければ嬉しいです。
青:ステレオ対応するんですか?ステレオになったらかなりいい状態で歌ってもらえるので、良さそうですね。
K:曲を公開するプラットフォームとしてはニコニコ動画とYouTube、そしてnanaということになると思うのですが、ニコ動とYouTubeだとどちら推しなんでしょうか。
青:どっち、、、、というのは無いですね。全体的にはアクセスのしやすさなどの面からYouTubeの方が再生回数が多いような気がしますけど、曲によってこれはニコ動、これはYouTubeが聞かれるというのが分かれているなと思っています。
ただニコ動の場合はニコ動にアップされていないと聞かないって言う人はいますね。いずれにせよ投稿できるところには全部投稿していこうと思っています。
K:聞かれるかはさておき、ニコ動の方がお好きなのかなとは思っていました。
青:そうですね、ボカロのムーブメント自体ニコ動からですし、ボカロやる前からニコ動は観ていましたし、とりあえずニコ動には投稿しなきゃ、という想いはあります。
K:ニコ動はやぱりダンマクの感じは他のメディアで代え難いものがありますしね。

ニューアルバムのテーマは「娯楽」
K:今後はどのような展開をお考えなのでしょうか?
青:今後の展望、、、、みたいのは特に無いんですが(笑)、今は次のアルバムの制作をしています。「娯楽」っていうテーマなんです。
K:では最近はこの「娯楽」というアルバムに向けて色々な曲がリリースされているんですね。個人的には「インターネットやめろ」という曲が気になりました。サムネイルのフォントもなかなか強烈ですよね(笑)
青:あ、この曲(笑)。
自分、twitterではいつも冗談みたいなことをつぶやいているんですけど、音楽ではやったことないなって思って。コミックソングみたいな。インターネット上に「インターネットやめろ」っていう曲が掲載されていること自体出オチで面白いなと思って。この曲もアルバムに入れるつもりです(笑)。
K:動画をリストで見ていると青屋さんの動画ってどおちらかというとのどかな雰囲気のものが多くて、その中にひとつだけポップ体フォントで「インターネットやめろ」っていう動画があって、間違えて表示されているのかなと思いました(笑)。
青:笑
K:最後に、音楽以外でのご趣味はあるのでしょうか?
青:音楽以外だと登山とか。
K:え!?本当ですか?僕もなんですよ。誕生日と趣味が同じという人は始めて会いました(笑)。ボカロPさん登山好き多いんですかね、、、このシリーズでインタビューさせていただいたMitchie Mさんも登山がお好きなんですよ、低山ハイクをかなり楽しまれていて。
https://nana-music.com/nanamagazine/vocaloid002/
青:低山の名前でググるとMitchie Mさんの名前がヒットするんですよ(笑)。
K:そうそう!そうなんですよ、それ僕も同じ現象が起こります。いつかボカロP登山ミーティングとかやったらやりたいですね(笑)。
今日はお時間頂きましてありがとうございました、楽しかったです!
青:こちらこそ、ありがとうございました。
↓青屋さんによって撮影された素晴らしい山の写真をご堪能ください。


青屋さんのインタビュー、いかがだったでしょうか。
ワタクシのような世代の方はもちろん、音楽に敏感な若い皆さんにも非常に興味深い内容だったのではないかと思います。馴染みやすい青屋夏生さんの曲の背景にはやはり昔の名曲の数々。そして老若男女問わず楽しんでもらいたいという想いがありました。
青屋さんのバックグラウンドにあるBACK TO THE FUTUREは1985年の映画。その中のワンシーンをきっかけにして青屋さんが音楽を好きになり、今はご自身の曲を紡ぎ、そのアルバムの副題が「Back Ⅱ the Future」。そしてこのアルバムを聞いた誰かが将来新しい音楽を紡いでいくと想うと感慨深いものがあります。音楽は時代を越えていくんだなということを改めて感じたインタビューになりました。
インタビューを経てBACK TO THE FUTUREが観たくなりましたし、何より青屋さんのアルバムを全曲通して聴きたくなってしまいました。現在はサブスクでアルバムが分解されてしまう時代ですが、ぜひアルバムで曲を聴くという体験をしてみてほしいなと思います。未体験の方はぜひ青屋さんのアルバムでどうぞ!
取材・執筆・編集:編集長K
