ステレオ伴奏でnanaをエンジョイ!〜ステレオって何?〜

May 21, 2021

みなさんこんにちは!

nanaがついに、遂にステレオ対応しました、、、!

https://nana-music.com/blogs/aif-stereo202105/

ワタクシ個人では黎明期よりnanaを使っている初期ユーザーでもありますので、驚きを隠せません。当時「え!ステレオじゃないの?」と驚いたことを思い出します。

話題のステレオですが、そもそも「ステレオって何?」という人も多いのではないでしょうか。また、ステレオになったことでどんなことが起こるのかというのも難しい話題でしょう。

今回のnanaマガは、ステレオのしくみや効能をかんたんに説明しつつ、伴奏者さん渾身のステレオ投稿を紹介致します\꒰ω・⌯꒱/

みなさんもステレオ投稿、ステレオ伴奏へのコラボを楽しんでくださいね(^o^)

目次

この記事のURLはこちら↓
https://nana-music.com/nanamagazine/survey015/

ステレオって何?

nanaが対応したステレオ投稿。そもそもステレオとは何なのでしょうか??

ステレオというのは、いくつかある音楽(音)の録音・再生方式のうち最も普及している方法で、みなさんが普段聞いている音楽のほとんどは「ステレオ方式」です。

わかりやすく例えると、手紙を送る時の封筒だと考えれば良いでしょう。今までのnanaが「縦長の封筒」だとすると、ステレオ対応したnanaは「A4版の封筒」のようなものです。封筒が大きくなりました。A4の手紙を3つ折りにして入れていましたが、そのまま入るようになりました。

いままではモノラルという方式、今回対応したのがステレオという方式。「方式」を封筒だと思ってください。

しくみを解説すると、左と右、ふたつの音で構成されているのがステレオ方式。左と右で「異なる音」を同時に再生するというしくみです。普段お使いのイヤホンやテレビ、パソコンのスピーカーなども、実は左右で異なる音が再生されているのです。

これに対しいままでのnanaで採用されていたのは音をひとつだけ再生する「モノラル」という形式。左右のイヤホン・スピーカーで同じ音を再生するという方式※でした。

※正確には疑似モノラルという方法です。

モノラルの利点はデータ量が少ないということ。音のデータが1種類あれば再生できますが、ステレオは左右2種類必要なのです。

nanaが出来た当時はスマホ容量やデータ通信量、通信速度がいまに比べて少なかった、遅かったため、気軽に歌ってもらうことを優先し、少しでもデータ量を少なくして通信量を減らすためにモノラルを採用していました。

時は満ちてデータ量をあまり気にする必要がなくなってきたため、満を持してのステレオ対応となりました。ちなみに、ステレオになっても音のデータは動画よりも遥かに少ないので、通信量に関しては動画ほど気にする必要はありません。

ステレオって何がいいの?

先程の通り封筒が大きくなりましたので、従来と比較してたくさんの音を、もとい、たくさんの表現を音に収めることができることが利点です。伴奏者さんにとっては表現の幅が大きく広がるでしょう。

一方で、歌う人にとって最大の利点は歌が聞きやすくなることでしょう。

ステレオにおいては左右の幅という表現が使えるようになりますので、伴奏の音を左右に広げることができます。例えば、ギターは右、ピアノは左といったサウンドを作ることができます。

すると、真ん中の敷地が空くことになりますので、ここにボーカルの音がきれいに収まります。Aメロなどサビよりもボーカル音量が小さいところでも歌が聞こえるようになるでしょう。

これまでのモノラルでは、音が1種類だったので左右の移動はできませんでした。ギターもピアノもボーカルも同じ場所から再生することになり、お互いが干渉して歌が聞こえにくくなります。

nanaでのステレオ活用法

スマホ本体マイク、もしくはイヤホンマイクで投稿する場合はこれまで通りですので、あまり難しく考える必要はありません。オーディオインターフェースを用いて録音する場合は、録音画面で[モノ]か[ステレオ]を選択することができるようになっています。

下の画像で[ステレオ録音]スイッチが、

オフ:モノラル
オン:ステレオ

となります。

※nanaでは録音する際にステレオかどうかを設定することができますが、音楽制作ソフトにあるPAN機能(左右位置をコントロールする機能)はありません。

ボーカル投稿の場合:

スマホ本体マイク、イヤホンマイクの場合特に設定は必要ありません。今まで通り録音しましょう。オーディオインターフェース+外部マイクを使用する場合は、録音画面で[モノラル(ステレオ録音スイッチ:オフ)]を選択しましょう。

DTM伴奏投稿の場合:

外部のソフト・アプリで制作した場合、「ステレオ」で書き出しをした音源をWEBアップロードを用いて投稿することでステレオ投稿になります。多くのソフト・アプリでは特に設定を変更することなくステレオで書き出しが行われます。

オーディオインターフェース経由で投稿する場合は、録音画面で[ステレオ(ステレオ録音スイッチ:オン)]を選択しましょう。

ギターなどの楽器投稿:

楽器録音の場合は、マイクを2本使用することでステレオ投稿が可能になります。ちょっと高度なテクニックですが、ギターなどの楽器もマイク2本でステレオ投稿することで、ボーカルの敷地が空いている歌いやすい音を作ることができます。

▼まッきーさんのステレオギター伴奏。1本のギターですが、左右に広がっているので真ん中が空いています。

難しい場合はこれまで通りマイク1本で録音し、録音画面で[モノラル(ステレオ録音スイッチ:オフ)]を選択ましょう。これまで通りのサウンドになります。

人気のステレオ伴奏

ステレオが理解できたところで、ぜひステレオ伴奏へのコラボを楽しんでみてください。

今までに歌ったことがある曲でも、ステレオになっただけで新しい体験ができると思います。ぜひ今までに投稿したことがある曲で、もう一度投稿を体験してみてください。

伴奏者の皆さん渾身のステレオ伴奏を紹介していきます!

萩*さんの「怪物 / YOASOBI」

人気沸騰中のYOASOBIさんの怪物!萩*さんのオリジナルアレンジでカッコよく仕上がっています。ステレオで左右に広がったベースサウンドがカッコいい(^o^)

コラシタさんの「踊 / Ado」

ギターが超絶にカッコいいコラシタさんの踊。ギターをフィーチャーしつつステレオに広がった伴奏サウンドは、コラボせずに聴くだけでも楽しいサウンド。

MUGiさんの「糸 / 中島みゆき」

もはや素敵としか表現しようのないMUGiさんのピアノ伴奏。しっとりと歌い上げたらきっと綺麗にハマることでしょう。

テイラーさんの「マトリョシカ / ハチ」

出だしからステレオを使い切ったテイラーさんのマトリョシカ。打ち込みのクオリティがすごい!サビで左右に広がったギターがサビを盛り上げています。必聴!

ぺんこ(Pen ‘ω’ko)さんの「うっせぇわ / Ado」

すごい迫力!左右に広がった音圧感のあるサウンドには思わず頭が揺れてしまいます。エフェクトを使ったボーカルを録音したらピッタリカッコよくハマりそうです。

Asnaさん(UniZ_Oneさん)の「ムーンライト伝説 / DALI」

なんと!ステレオ化にあたり作り直したんだそうです!美少女戦士セーラームーンを彩るイントロのフレーズもステレオで雰囲気バツグン。

10 8【天 パ】さんの「本能 / 椎名林檎」

椎名林檎さんの名曲「本能」、10 8【天 パ】さんがステレオ投稿してくれました。ギター!ギターカッコいいです。ぜひ聞いてみてください。

にくまんさんの「Renegades / ONE OK ROCK」

モノラルとステレオを活用したミキシングが最高なサウンド。真ん中から聞こえたり、広がって聞こえたり。広がりを楽しみながらコラボしてみてください。

りょーた⋆͛🦖⋆͛さんの「やさしさに包まれたなら / 荒井由実」

2本のギターが左右で美しく絡み合うりょーたさんの「やさしさに包まれたなら」。2本のアコースティックギターとエレキギターが綺麗に響くハーモニーはステレオならではです。

特撮王さんの「ペガサス幻想 / MAKE-UP」

私事で恐縮ですが最近急に聖闘士星矢を読みたくなりまして、「ペガサス幻想」をnanaで探しておりました、、、すでにかなりのコラボ数の人気サウンド。最後のシャキーンが綺麗に広がって聞こえます。シャキーン!

そ〜だいさんの「炎 / LiSA」

大人気の「炎」もたくさん投稿されていますが人気はこちらのそ〜だいさんの「炎」。随所の細かい音に深いこだわりを感じます。ギターが左右で2本共存できることをギタリストのみなさんが楽しんでいることが伝わってきますね^_^

White Youzyさんの「花に亡霊 / ヨルシカ」

ヨルシカさんといえばWhite Youzyさん。ステレオ化にあたって深夜まで作り直した渾身のサウンド。ステレオだと歌の後のギターフレーズが引き立ちますね〜!

daich(SeireN)さんの「水平線 / back number」

キャプションから歌い手さんへの愛があふれるdaich(SeireN)さんの「水平線」。ふわ〜っと綺麗に広がったサウンドに聞き惚れます。

ぱるめ@全部俺さんの「ノーダウト / official髭男dism」

これはすごい!アカペラが、、、、全部俺?ということですか?ほとんど声で出来ているといっても過言ではないnanaならではのアレンジ「ノーダウト」。声を重ねるときはステレオのポテンシャルが発揮されますね。


ステレオのこと、そしてステレオの人気投稿を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

印象的だったのは伴奏者の皆さんがとても楽しそうだったこと。

ステレオ化にともなってやりたかったことができるようになったという伴奏者さんも多かったのかなと感じています。特に打ち込み伴奏の場合は制作はステレオで行うことが多いでしょうから、これまではモノラル化に一手間かかっていたわけです。その手間がなくなるうえに表現できることが多くなりましたから、ぜひステレオ伴奏投稿をお楽しみいただければと思いますヽ(=´▽`=)ノ

歌い手のみなさんも、今までに投稿したことがある曲をもう一度ステレオ伴奏で投稿すると新しい発見があると思います。ぜひチャレンジしてみてください。

そして、nanaはこれからもステレオでないといけないということはありません。nanaにはこれまでに投稿された素晴らしいモノラルの投稿がたくさんあります。それらのnanaを支えてきた伴奏投稿の輝きが失われることはありません。nanaは自由な場所ですから、自分が楽しめる方法で投稿すれば良いのです。

ステレオが出来ないからといって遠慮することはありません。ステレオも、モノラルも両方あって良いのです。それがnanaだと思っています。これからも皆さんの投稿をお待ちしています!

調査・執筆・編集:編集長K

なんでも調査隊