ボカロPねじ式先生の「ギターで弾き語りはじめよう!」 第2回 音の高さをあわせよう〜チューニング〜

Jan 31, 2018

こんにちは!ねじ式です。

少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!

今年はnanaでこうやって記事を書く事も多いと思います。本年もどうぞよろしくおねがいします!

先月はアコギを購入するところまでお話しました
お正月で両親、親戚の方から笑顔で頂戴したお年玉で楽器を購入した方も多いでしょう。新年から新しい事を始めるのもいいものですよね。ぜひ一緒に頑張っていきましょう!

今回は、「チューニングのやりかた」と「単音でギターを弾いてみる!」について書いていこうと思います。

目次

チューニングって何のこと!?
ねじ式先生のオススメチューナー
チューニングしてみよう!
音を出してみよう!
おわりに

チューニングって何のこと!?

ギターは弦を張って調律(ここでは「チューニング」と呼びます)しなければいけません。

チューニングとは楽器を正しい音の高さにあわせることで、ギターに限らずほとんどの楽器はチューニングをしなければいけません。

ピアノは白い鍵盤を左から右に一個づつポンポン弾いていけば「ドレミファソラシド〜」と鳴ってくれます。(厳密に言うと調律師の方が調律してくれているおかげなのですが)

ギターは割と繊細な性格の楽器で、寂しさや環境の変化に非常に弱く、しばらく弾いてあげないと、割と簡単に「ドレミミファラドミ〜」とチューニングが狂います(音痴になります)。可愛いくも恐ろしいかまってちゃんな楽器です。

例えば「やべーオレ、彼女に1週間ぐらいline返信してねぇわ〜」とかいう放置プレイが好きな方は気を付けてください。「バイトつかれた〜」などのラインにも「大変だったよね!お疲れ様!」即返信できるぐらいマメにギターに接してあげてください。

チューニングをする方法は、ギターのヘッド(頭の部分)にある「ペグ」という糸巻きを緩めたり締めたりして音程を調整します。締めると音が高く、緩めると低くなります。

合わせる音階は6弦(一番太い弦)からミ(E)、ラ(A)、レ(D)、ソ(G)、シ(B)、ミ(E)、という音階に合わせます。

EとかAとか言うのは、ドレミファソラシドの別の呼び方で、一般的な音楽制作ではこちらの表記をよく使います。だんだん慣れてくるので、がんばって使ってくださいね。

ドレミファソラシド=CDEFGABC

耳で解る絶対音感の持ち主(僕から見ても神)もいますが、9割の人は音階の上下はチューナーという道具を使って調べます。

ちなみに僕も絶対音感は持っていません。割と自信満々に「今の…ラだよね?」と言って生徒に「…いえ、レです」というミスで赤面しています。

なので絶対音感は持っていなくても楽器は演奏できますし、作曲もできるので安心してくださいね!!

ねじ式先生のオススメチューナー

前回の記事を見てチューナーを買った人もいると思いますが、改めておすすめのチューナーを3つご紹介します「まだ買ってない!」という人のためにアプリのチューナーも紹介しておきますね!

※注:価格は2018年1月現在の参考価格です。実際の価格はお近くの島村楽器様など楽器店さんにお問い合わせください。

1、楽器チューナーLite(無料スマホアプリ)

スマホのアプリです。スマホの内蔵マイクを使ってチューニングします。個人的にはチューナーが手元にない非常時に使用します。内蔵マイクなのでやはり精度はイマイチ。でも無料なので文句を言わずに使いましょう。

2、KORG AW-4G(クリップ式チューナー)¥1480

クリップ式のチューナーです。
表記がカラーでとても見やすく色々なチューニングにも対応しています。(半音下げチューニング、カポタスト使用時もOK)あと角度が変えやすいので立って弾くとき、座って弾くときなどで見やすい角度に変えることが出来ます。値段もお手頃。

3、TC ELECTRONIC PolyTune Clip(クリップ式チューナー)¥5480

こちらは僕が普段のライブやレコーディングで使っているチューナーです。

ポリフォニック・チューニングという全部の弦を同時にチューニングする事が出来ます。精度も良く、クリップも頑丈でライブの時激しく動いても吹っ飛んだりしません。少し高価ですが、それに見合った性能はあると思います。

チューニングしてみよう!

チューニングをする際、今弾いて出している音が合わせたい音と比べて高いのか低いのか解らない事が多いと思います。チューナーでは音階をアルファベット表記しているのでなおさら混乱しますよね。

音階の順番は、

C→C#→D→D#→E→F→F#→G→G#→A→A#→B→C

となっています。

念のためドレミでも表記しておくと

ド→ド#→レ→レ#→ミ→ファ→ファ#→ソ→ソ#→ラ→ラ#→シ→ド

となります。ピアノで言うと黒い鍵盤も含めて一つづつ上に上がる感じです。

クリップ式チューナーなら、クリップをギターのヘッド部分につけてスイッチオン!

ギターの弦を指で弾くと、チューナーにアルファベットが表示されると思います。このアルファベットが、6弦(一番太い弦)からミ(E)、ラ(A)、レ(D)、ソ(G)、シ(B)、ミ(E)と表示されるようにペグをぐるぐるやって調整しましょう。

例えば音を出して「あれ?6弦はEなのにFになってる!」と思ったらペグを緩めて音程を下げればいいし

「5弦はAなのにG#になってるぞ?」と思ったらペグを締めて音程を上げてください。

緩い状態からだんだん締めて音を高くしていって、ピッタリのところで止めるとやりやすいと思います。どの弦からやってもいいのですが、迷ったら低い(太い)方の弦からやってみてください。

これでチューニングが完了したら次はピッキング(ピックを使い弦をはじく)、音を出してみましょう!

音を出してみよう!

ピックはティアドロップ型▼と

オニギリ型▼があります。

一般的にギターソロを積極的に弾くタイプのギタリストはティアドロップ型、弾き語りなどコードストロークなどを良く弾くタイプはオニギリ型が向いていると言われていますが、好みで選んでもらって構いません。

楽器屋さんに行くとカラフルで可愛いピックや面白い材質のピックがたくさんあります。大体1枚100円で買えるので、初めのころはあまり先入観を持たず、色々お買い物を楽しみながら使ってみましょう。

ちなみに貧乏性の僕としては弾ける部分が3か所あるので(ティアドロップは1か所のみ)オニギリ型の方がお得で好きです(笑)。また、いつも僕が使っているのはCLAYTONというメーカーのオニギリ型(厚みは0.72cm)のものです。よかったら参考までに。


今日は基本中の基本、「ドレミファソファミレド」と弾いてみましょう。

押さえる場所と押さえる指はこちらになります。

左手で弦を押さえて、右手でピッキングです。(左利きは逆)

※ピックを使って弦をはじく(弾く)ことをピッキングと言います。

図の上が細い弦(1弦)、下が太い弦(6弦)です。

ギターの首の部分はネック、押さえるところを指板(しばん)といいます。ギターのネックに縦の線(でっぱり)があると思いますが、これがフレットと言って、押さえる場所です。

▲この写真は、Cというコード(和音)を押さえているところです。

3本の指(人、中、薬)で同時に押さえています。この教室でいずれ紹介しますね。
「ド」の音だったら、3のところに「ド」が書いてあるので、ヘッド側から3本目のフレットを薬指で押さえて、押さえている弦をピックで弾きます。


「ソとレは??」

簡単です。左手は押さえなくて大丈夫。右手で3弦を弾くと「レ」、4弦を弾くと「ソ」になります。


今回はドラムのリズムパターンも用意したのでリズムに合わせて弾いてみましょう。まず僕の見本を聴いてみてください。

弦を弾くときのピックの角度ですが、ギターの弦に対して垂直に当たるのが良いです。

斜めに当たるとピックのノイズが入ってあまり綺麗ではありません。(あえてロックっぽくそういう風に弾くときもあります)

また、次回コード演奏というのをやりますが、その時も同じようにピックを垂直に振りぬく様に弾きましょう。音が艶っぽくなります。

同じ音を弾いても音が変わるのは、出ている倍音というものが違うからです。同じ音の高さでも弾き方で音の中身が変わるんです。面白いですよね!使う指とピックの角度が確認できたら今度はドラムのみのデータに合わせて弾いてみましょう。

今回は初心者の方にも気軽に弾けるようにリズムのテンポをbpm80にしてみましたが、慣れてきたらbpm120ぐらいまで上げてみるのもいい練習になります。メトロノームなどを使うと練習の効果は抜群です!

bpm=Beat Per Minutes テンポのこと。1分間にメトロノームがカウントする回数。数字が大きいと速い。1秒に1回=bpm60=秒針と同じ速さ

最初は大変だと思いますが、音を出して楽しんでみてくださいね!


おわりに

今回は初めてのギター演奏でしたがいかがだったでしょうか。

自分の指なのに自由に使えず「おい〜、薬指!おまえじゃないよ〜!中指〜ちゃんと仕事しろ!!」と苦戦した初心者の方もいれば簡単すぎて「てめ〜ねじ式、オレをなめてんのか!?」と思った中級者のギタリストさんもいると思います。

でも僕が思うにピックの角度って意外と無頓着だった方も多いのでは?

僕も初めてレコーディングをした時にエンジニアさんとプロデューサーさんにこのようにアドバイスをもらって弾き方を直したら録音されたギターの音が見違えるように変わった経験があります。

せっかくnanaを使ってアップするんだったら自分の演奏した音はやはり良い音の方がいいですよね?だまされたと思って中級者の方も気をつけて練習してみてください!

今回は音を出す、次回は曲を演奏する、に挑戦してみたいと思います。
あせらず一緒に楽しんでいきましょう。

毎日寒いですが、お部屋で楽器練習に励むのもなかなか悪くないと思いますよ!
それではまた!!

ボカロPねじ式先生の「ギターで弾き語りはじめよう!」記事一覧

第1回 ギターを買おう!
第2回 音の高さをあわせよう〜チューニング〜
第3回 曲を演奏してみよう!〜メロディを弾いてみる〜
第4回 〜コードを弾いてみよう!〜
第5回 〜コードを弾いてみよう!その2〜
第6回 〜コードを弾いてみよう!その3〜
最終回(第7回) 集大成!弾き語りにチャレンジ!

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