

ユーザーピックアップ vol.11 ぴよおさん「憧れの声優を目指して〜リアルな女子高生のnanaライフ〜」
Nov 06, 2018気になるユーザーにnana荘大家のつじイヌがインタビューするユーザーインタビューのコーナー、今回は初投稿でりんなの朗読にチャレンジしてくれたぴよおさんへのインタビューです。
現役女子高生nanaユーザーのリアルな声を皆様にお届けします。
そして今回は、毎度おなじみnana荘大家のつじイヌさんに加え、月刊nanaの編集を担当している私Yuuも参戦!
目次
初投稿はりんなの朗読!?
朗読コラボの難しいところ
校内放送でDJ!?放送部での活動について
自分の“個性”が欲しいと思った
学校にもnanaユーザーがいる!
初投稿はりんなの朗読!?
つじイヌ、以下「つ」:初めまして!本日はよろしくおねがいします!
Yuu、以下「Y」:よろしくおねがいします!
ぴよお、以下「ぴ」:よろしくおねがいします!
Y:最初にお伺いしたいですが、どこでnanaを知りましたか?
ぴ:ネットでの声の投稿に興味があって、それを友達に話したときにnanaを紹介されました。
Y:登録されたのは2016年と、結構nana歴は長いんですね!
ぴ:はい。録音はたくさんしているのですが、公開にしていなくて。
つ:シークレット投稿とかにもされていないんですね。
ぴ:はい(笑)歌はずっと出したいなとは思っていたんですけど、やっぱり自分の中で納得がいかないサウンドが多くて、ほとんど消してしまいました(笑)。
声劇は、検索の仕方というか、どこから入っていくのかが長い間わからなかったので、投稿できていなかったです。最近になってやっと使い方がわかってきました。
つ:今は残っていないですが、2017年の9月に歌を投稿されていますよね?これも消してしまったのでしょうか。
ぴ:あ、そのサウンドは消されてしまったサウンドですね…どうやら違反投稿だったらしく、歌のサウンドの方も消されてしまいました。
つ:ああああ、なんと!ごめんなさい。せっかく歌っていただいたのに申し訳ない…。ついでにその歌のサウンドは、ご自分でも納得できるようなできだったのですね。
ぴ:多分そうだったと思うのですが、歌コラボのサウンドだったので、自分の歌うパートが少なかったというのもあると思います(笑)
Y:りんなの朗読企画にチャレンジしようと思ったきっかけについて教えてください。
ぴ:りんなの朗読企画との出会いは、本当に偶然で、nanaをなんとなく開いているときに見つけました。
ちょうどその頃、私が所属している放送部の大会が終わった後で、「声の活動に力が入っているうちに何かサウンドを録りたい」という思いがあり、思い切って朗読を投稿してみることにしたんです。
つ:まさに“鉄は熱いうちに打て”ですね。放送のコンクールはいつ頃でしたか?
ぴ:今年の6月から7月にかけてありました。
つ:では、コンクールが終わってたまたまnanaを開いたときに、企画を知ることになったのですね。
ぴ:はい。歌は先程も言ったとおり、録音→削除を繰り返していたので、nanaを頻繁に開いてはいたのですが、そんなときに偶然りんなの企画を知った、という感じです。
朗読コラボの難しいところ
Y:NormCoreさんの企画(「カウントダウン」コラボコンテスト)の朗読もされていますが、こちらは投稿してみてどうでしたか?
ぴ:NormCoreさんの企画も、nanaで流れてきて知ったのですが、やはり掛け合いのタイミングが難しかったですね。これはりんなの朗読の方でも言えることですけど、結構他のパートと被ってしまったりして。なので、紙にセリフを書いたときに、間合いの秒数とかも一緒にメモをしました(笑)

Y:確かに、歌と違ってセリフ関連のコラボはタイミングを合わせるのは難しいですよね。今のところは、朗読の投稿が多いと思いますが、声劇にも興味はありますか?
ぴ:はい!受験が落ち着いたら、じっくりチャレンジしてみたいです。
つ:とても疑問に思ったのですが、朗読と声劇というのは基本的には違うものなのでしょうか。
ぴ:朗読は、“読み聞かせる”という動作で、気持ちや感情をストレートに伝えることを重視するイメージです。逆に声劇は登場人物になりきることで気持ちや感情を伝えるといった感じでしょうか。
部活でも朗読は「やりすぎてはいけない」ということをよく言われます。「やりすぎるとそれは演劇だよ」と言われますね。
つ:あまり今まで意識していなかったのですが、朗読と声劇にはそんな違いがあるんですね!
校内放送でDJ!?放送部での活動について
つ:先程、放送部で活動をしているというお話がありましたが、とても興味深いですね!どのような活動をされているんですか?
ぴ:学校のお昼休憩の時間に、部員が交代で校内放送をしています。週5日のうち、3日はリクエストで来た音楽を流して、残りの2日はトークメインの放送をしています。
つ:ラジオDJのような感じですか?
ぴ:はい。まずはお題を決めて簡単に原稿を作り、それに沿って話していきます。
つ:原稿は誰が作るんですか?結構作るの大変そうですよね。
ぴ:放送部のメンバーで、当番制で担当をしているのですが、その日の放送担当になった人が原稿も作ります。たまに、お昼休みの次の授業が体育だったりすると、準備で時間がかかるので、そのあたりも調整しながら当番表を作っています。
つ:次の時間が体育だと、着替えたり移動教室だったりバタバタしますよね(笑)具体的にはどんな内容の放送していますか?
ぴ:時事ネタだったり、ローカルな話題だったりと様々です。
例えば、マラソン大会前の放送では、「こんなアイテムを当日持っていくと便利だよ!」などのお役立ち情報を発信したりしています。ただ、どうしても内容がマンネリ化しがちなので、アイデア出しはちょっと大変ですけど(笑)
つ:放送って何分くらいするんですか?
ぴ:20分くらいです。
つ:結構ボリュームありますね!
ぴ:はい(笑)リクエストの音楽を流す時間も含めてなので、それくらいでしょうか。ついでに、お弁当はその時にちょっとずつ食べたりしています。
つ:当番の日は忙しそうですね。ついでに、どんな曲のリクエストが来ますか?やっぱりボカロとか多いのでしょうか。
ぴ:ボーカロイドの曲は、数年前に先生に注意されてしまって、それ以降流してはいないです。
つ:なんと(笑)
ぴ:正確には、ボーカロイドの声がだめみたいで(笑)。例えば、歌い手さんが歌っているボカロ曲などはOKです!
Y:なかなかリアルな意見ですね(笑)
ぴ:流す曲のジャンル的には幅広くて、ジャニーズの曲やK-POPは特に人気です。
ただ、アニメの曲の中でもアニメキャラの曲はちょっと扱いが難しくて…アニメ声過ぎたり、聞く人を選びそうな曲は、実際に部員たちで聴いてみて議論をした上で判断しています。
つ:あ、自主規制なんですね。特に先生たちに確認を取るとかではなくて。
ぴ:はい、そもそも先生のいる部屋には放送は流れないです(笑)ただ、後から問題になっても困るので、できるだけ気をつけて選曲をしています。
自分の“個性”が欲しいと思った
Y:昔から今のように、人の前で何かを演じたり伝えたりすることが得意だったのでしょうか。
ぴ:小学生の時から声優になりたいと思っていたので、人前に立つことに興味はありました。ただ、最初勇気なくて全然うまくいきませんでした。最初に前に出る経験をしたのは小学六年生のときです。自分の度胸を試すつもりで学校行事の挨拶に積極的に立候補をしました。
それから、中学校では修学旅行のレクリエーションで漫才を披露したりと、人の前に出るたびに自身がついてきて、自分の中でもそれが楽しめるようになってきました。
Y:ぴよおさんは声優志望とのことですが、この職業を目指し始めたきっかけについて教えていただけますか?
ぴ:今となっては、なんで自分が声優という職業を知ったのかも覚えていないのですが(笑)ただ、1/2成人式というイベントがあって、そこで将来何になりたいか考えたときに、「声優」という職業がふと浮かびました。
そのあたりから、声優という職業は意識し始めていて、しっかりとその道筋まで考え始めたのは中学3年生のときです。昔からアニメが好きでよく見ていて、キャラクターを声で演じ分ける声優さんなどに憧れだったり、尊敬の念を抱いていました。「自分が好きなことで、なおかつ個性を持ちたい」そんな思いが、声優という職業に惹かれるきっかけになったのは間違いないです。
Y:声優になるためにどんなことをしていますか?
ぴ:もともと高校で放送部に入った理由が、声優を目指すにあたっての基礎を作りたいという思いがあったからなんです。今は受験があるのでできることは多くないですが…。
Y:やはり声優の専門学校に進学されるんですか?
ぴ:いいえ、普通の大学に進学しようと思っています。大学か専門学校か…正直すごくなやみました。
ただ、声優になるためには、演じるという部分だけでなく幅広い知識があったほうが良いと思ったので、大学に通いながら声優の勉強ができればと考えています。
あとは、声優になるのは難易度がとても高いのも事実なので、就職も視野に入れると、大学という選択肢が現実的なのかなと思っています。
つ:すごい、しっかりしていますね!(笑)
Y:普段から発声練習などしていますか?ぴ:発声練習…したいのは山々なのですが、家だと家族に怒られてしまうので難しいです(笑)nanaの録音も、妹がいないときに…
つ:妹さんに怒られてしまうんですね(笑)
ぴ:はい(笑)セリフなどはまだマシなのですが、歌になると妹的には完全にアウトみたいで。
つ:伴奏が一緒とかならまだ良いかもしれないですが、歌の録音になるとそうもいかないと思うので、シュールではありますね(笑)。
ぴ:あとは、役の幅を広げるためにいろいろな声で演じる練習はするようにしています。あとから聞くと、ちょっと中二病臭いんですけど…(笑)

学校にもnanaユーザーがいる!
Y:友達にnanaを教えてもらって知ったという話がありましたが、学校でnanaを知っていたり、実際に使っている人はいますか?
ぴ:はい。歌を歌うのが好きな友達だったり、あとは軽音部の友達はnanaを使っていたりしますね。
つ:意外と知られているんですね。
ぴ:あまりネットでの活動について、学校の友だちに話したりはしないので詳しくは知らないのですが、部活動の友達とかでも「nana入れてるよ~」という話は聞いたりします。
つ:お互いのアカウントは教えたりしないんですよね?(笑)
ぴ:みんな隠します(笑)。
Y:ネットの友達にならわかりますが、リア友はちょっとハードル高いですよね。
つ:でもこのインタビュー出たらバレるかもしれないですね(笑)
ぴ:バレますかね!?
つ:放送部というワードである程度わかりそうな気もしますね。バレちゃったら自慢しちゃってください!(笑)
ぴ:確かに!ただ、バレると今後歌をあげたときにみんなに聴かれてしまうのか…
一同:(笑)
Y:今後、nanaでやってみたいこと、チャレンジしたいことなどはありますか?
ぴ:声劇、朗読、歌も幅広くやっていきたいと考えています。特に最近は「声を低くする」というところに興味があるので、例えば男性キーの曲を歌ったり、声劇で男の子のキャラを演じたりしてみたいです。
今回は憧れの声優をめざすぴよおさんにインタビューさせていただきました。
高校のお昼休みには放送部がトークと音楽を校内放送で流しているというのにはびっくり!nanaは使っているけれどお互いアカウントを公開しないというのもnanaならではのあるあるです!