深瞼閉美
作詞: Sken
深瞼閉美
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彼方 寒々とした木々に
夕陽が 段々と刺さる
その中身が溢れ
地平線を赤赤と 染め
全てを証明していた 閃光も
光を徐々に失い 深く瞼を閉じる
まるで記憶されていたように
ふつりふつりと星々は現れ
やがて 宇宙が 丸々と 僕らを飲み込んだ
溢れた 星は ポツポツと降り始め
空気の凍る音が 閑閑と響き
この地の 気持ちが 折々に はためく
それは 優しい 優しい 感情で
まるで 永遠の愛だった
僕が生きる前から
真実は 永遠に続いていたんだ
その真実の中で
僕は今 生きている
それだけで とても美しいじゃないか
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