歌詞 木戸をあけて ~家出をする少年がその母親に捧げる歌~ 小椋 佳
作詞
小椋佳
作曲
小椋佳
あなたの後ろ姿に そっと別れを告げてみれば
あなたの髪のあたりに ぽっと灯りがさしたような
裏の木戸をあけて 一人夜に出れば
灯りの消えた街角 足も重くなるけれど
僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない
許してくれるだろうか 僕のわかいわがままを
解ってくれるだろうか 僕のはるかなさまよいを
裏の木戸をあけて いつかつかれ果てて
あなたの甘い胸元へ きっともどりつくだろう
僕の遠いあこがれ 遠い旅の終わるときに
帰るその日までに 僕の胸の中に
語りきれない実りが たとえあなたに見えなくとも
僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない